ネットワークエンジニアの仕事内容とは?転職成功のポイントなどを紹介

掲載日 : 2021.08.05最終更新日 :2021.08.05

ネットワークエンジニアの仕事内容とは?転職成功のポイントなどを紹介

人々がコンピューターやIT機器を使うために必要なインフラを扱うのがネットワークエンジニアです。安定した通信環境を維持するという重要な役割を担っており、ユーザーや社会への貢献度が高い仕事でもあります。

本記事ではネットワークエンジニアの仕事内容ややりがい、必要なスキルや資格、転職に成功するポイントなどを詳しく解説します。

この記事の監修者
監修者の中島 太志

中島 太志キャリアアドバイザー部 課長

地方銀行でリテール営業を中心に5年経験。キャリアの幅を広げようと、転職支援という仕事の付加価値や社会貢献性に魅力を感じ、「type転職エージェント」IT領域専任のキャリアアドバイザーへ。 自身が複数の人材紹介サービスを利用して活動をした経験から、利用者にとって理想的なアドバイザー像を体現すべく、日々転職希望者に向き合っている。

ネットワークエンジニアとは

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コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用する職業です。作成した設計書に基づき、機器を接続させてネットワーク環境を作り、トラブルや不具合がないかをチェックしながら運用・保守を行います。

システムエンジニア、サーバーエンジニアとの違い

ネットワークエンジニアの仕事は、個々のハードウエアをつないでネットワーク環境の設計・構築・運用をすることです。それに対し、システムエンジニアはコンピューターや電子機器上で動くソフトウェアやアプリケーションなどのITシステムを設計・開発します。

サーバーエンジニアはネットワークエンジニアと同様にインフラを扱いますが、こちらはメールサーバーやWebサーバー、ファイルサーバーなど各種サーバーに特化して設計・構築・運用を行うのが特徴です。

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ネットワークエンジニアの仕事内容

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ネットワークエンジニアの仕事は、要件定義・設計・構築などの「上流工程」と運用・保守・監視の「下流工程」に分かれます。多くの場合は下流工程の運用・保守・監視を担当するところから始まり、段階的に上流工程の経験を積みながら専門性を高めていくことになります。

・要件定義

クライアントの要望をヒアリングし、現在の課題や実現したいことに必要な要素を整理して、ネットワークシステムの全体像を決定します。運用・保守や障害対応に関する仕様も含め、設計に必要な要件はすべてこの段階で定義します。

・設計

要件定義で整理した内容をもとにネットワークシステムを設計します。ネットワークシステムの構成や使用する機器の種類や数、回線などの詳細を決定し、設計書を作成するのがこの段階です。作業のスケジュールや維持費用などのコストについても、このタイミングで立案します。

・構築

作成した設計書に基づき、実際にネットワーク機器を配置したり、配線をつないだりして構築を行います。作業が終わったらテストを実施し、構築したネットワークに不具合がないかを確認します。

・運用・保守・監視

ネットワークが無事に構築できたら運用・保守のフェーズに入ります。この段階では、構築したネットワークシステムを安定的に稼働させるための対応を行うのが、ネットワークエンジニアの仕事になります。

障害やトラブルなどが発生していないかを監視し、問題があれば原因を突き止めて解消します。また構築したネットワークシステムに変更すべき点や改善すべき点がないかを洗い出し、必要に応じて改修を行うこともあります。

ネットワークエンジニアのやりがい

ネットワークはアプリケーションのように目に見えるシステムではありませんが、IT環境を支えるインフラとしてなくてはならない存在です。ユーザーが安定的かつ快適にITを利用できるように、自分が縁の下の力持ちとして下支えしているのだというやりがいを実感できます。また社会的に重要なシステムに携わることもあり、人々の生活基盤に関わるネットワークを扱う醍醐味を感じる機会があるのも魅力です。

ただしネットワークが重要なインフラであるからこそ、もし障害が発生すれば多くのユーザーに影響を与えてしまいます。よってネットワークエンジニアは責任の重い仕事であり、常に作業の正確さや丁寧さが求められる厳しい一面があることも知っておく必要があります。

ネットワークエンジニアに必要なスキルや資格

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ネットワークエンジニアが転職する際に、資格があれば自分のスキルや能力を証明できます。未経験の領域でも自己研鑽として資格学習をすれば、書類選考や面接で意欲をアピールできます。

ネットワークエンジニアの仕事に役立つ資格や転職で有利になる資格には、次のようなものがあります。

・基本情報技術者試験/応用情報技術者試験

基本情報技術者試験は、エンジニアの基本的な知識や技術を証明する国家資格です。システム開発と運用、ネットワーク、セキュリティなど技術に関する問題から、経営戦略やシステム戦略、プロジェクトマネジメントまで、出題範囲は多岐に渡ります。

応用情報技術者試験は、基本情報技術者の次に目指す試験として位置づけられています。基本情報技術者試験と同じく出題範囲は幅広く、論述式の問題もあります。

・CCNA/CCNP

どちらもシスコシステムズが提供する認定資格です。CCNPはCCNAより難易度が高く、上位資格に位置付けられています。両者とも世界共通基準の資格であり、取得すればネットワークエンジニアとして基本スキルが備わっていることを証明できます。

・情報処理安全確保支援士

情報セキュリティ分野の国家資格であり、取得すれば高度な知識や技能が認定されます。2016年に創設され、それ以前に実施されていた「情報セキュリティスペシャリスト」の後継資格に位置づけられています。ネットワークセキュリティの知識も含まれており、難易度は高いものの、取得すれば現場で重宝されます。

ネットワークエンジニアのキャリアパスとは

ネットワークエンジニアとして現場で経験を積んだ後のキャリアパスは、大きく分けて3つの道があります。

①マネジメント層へ昇進する

ネットワークエンジニアの代表的なキャリアパスです。現場で下流工程から上流工程までひと通りの経験を積んだ後、プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーに昇進し、マネジメントを任されるのが一般的です。

②ITスペシャリストを目指す

特定の領域における専門家としてプロジェクトに参加する技術者をITスペシャリストといいます。ネットワークエンジニアのプロフェッショナルとして技術を追求し、自分のスキルや経験を活かして現場に貢献し続けるキャリアパスです。

③ITコンサルタントに転身する

ITコンサルタントとは、IT技術の観点からコンサルティングを行い、クライアント企業の経営や事業における目標達成や課題解決を支援する職種です。ネットワークエンジニアとして培った経験やスキルを活かし、ITコンサルタントに転じるキャリアパスもあります。

ネットワークエンジニアの転職成功のポイント

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ネットワークエンジニアが転職に成功するには、いくつかのポイントがあります。これらを踏まえた上で、書類選考や面接に臨むことが大事です。

・「プラスα」のスキルや能力をアピールする

ネットワークの知見があるのはもちろんのこと、それに加えてアピールできる要素がある人は採用選考での評価が高くなります。例えば「ネットワークx+マネジメント能力」「ネットワーク+プログラミング能力」など、プラスαのスキルや能力を身につけることが転職を成功させるポイントです。

業務の中でネットワーク以外の経験を積む機会がなくても、自己研鑽や自己学習をしていることを伝えれば一定の評価につながります。実務経験以外で学んだことや身につけたことがあれば、必ず職務経歴書に記載してアピールすることが重要です。

・経験の内容をできるだけ具体的に伝える

職務経歴書に実務経験を記載するときは、担当した業務をただ羅列するのではなく、「どのような成果を上げたか」「成果を出すためにどんな工夫をしたか」といった具体的な内容も合わせて記載しましょう。自分の強みや特長をより強く印象付けることができます。

また「設計~構築~運用」の一連の流れの中で担当した経験がある領域や、扱っていた機器の製品名、ネットワークの規模を表す数字(サーバ台数や拠点数など)などを明記して、「自分は何ができるのか」をわかりやすく示すことも大事です。

・説得力のある志望動機を用意する

IT関連の職種が数多くある中で、「なぜネットワークエンジニアを志望するのか」を面接では聞かれます。その質問に対し、説得力のある回答ができるようにしっかり準備することが大切です。

志望動機を準備する際は、「(未経験の業界を受ける場合)なぜこの業界を志望するのか」「なぜネットワークエンジニアを志望するのか」「その中でもなぜこの会社なのか」の3段階で説明できるように考えを整理することが必要です。
また転職理由と矛盾しないように、「現職(前職)では○○が実現できなかったので転職を考えました」→「この業界・職種・会社ならそれが実現できると考えたので志望しました」と一貫性のある内容を志望動機に盛り込めればベストです。

未経験からネットワークエンジニアになる方法

未経験者がネットワークエンジニアの採用選考を受けるときは、実務経験がないことをカバーできるだけのアピール材料を用意するのがポイントです。特に次の点については、書類選考や面接で積極的に伝えるようにしてください。

・達成意欲や責任感の強さ

実務経験がない代わりに未経験採用で重視されるのが、仕事への意欲やモチベーションです。これまでの仕事で一番頑張ったことや、その経験を通して成果を出した実績を伝えれば、仕事への達成意欲や責任感をアピールできます。

・資格取得など自己研鑽への取り組み

未経験であっても、資格を取得するなどの自己研鑽を積んでいれば、「どうしてもネットワークエンジニアになりたい」という強い意欲が伝わります。「ネットワークエンジニアに必要なスキルや資格」で紹介したCCNAなど、未経験者でも挑戦しやすい資格を取得するといいでしょう。また専門のスクールや職業訓練校、学生時代などに勉強したことで、ネットワークエンジニアの仕事に役立つものや関連するものがあれば、ぜひ面接でアピールしてください。

・チームワークを発揮した経験

ネットワークエンジニアはチームで業務を行うことも多いため、前職が異業界でも、チームワークを発揮した経験があればアピール材料になります。どのような業務で誰とどのように連携したのか、周囲をどのように巻き込んで成果を出したのかなど、具体的なエピソードと合わせて面接でアピールすることをお勧めします。

まとめ

ネットワークエンジニアは、今のIT社会になくてはならない重要な職業です。ユーザーの仕事や生活を自分が支えているという手応えややりがいも感じられます。未経験者でも採用のチャンスがあるので、エンジニアとして専門性を身につけたいと考える人にもお勧めです。興味がある人は、ぜひネットワークエンジニアへの転職を検討してみてください。

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