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最終更新日 :2024.1.31
「就活で第一希望の仕事に就けなかった」、「入社後に仕事が合わないと気付いた」、といった理由から「第二新卒のうちに」と転職を決意する人は多いです。しかし、若さというポテンシャルがあったとしても、専門性の高い業界/職種だと採用ハードルが高い可能性も。
今回は人気職種「ITエンジニア」にフォーカスをして、未経験転職におすすめな職種や、エンジニアになるためのステップなどを解説します。実際にtype転職エージェントを利用して未経験転職を成功させた事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
辻 秀敏キャリアアドバイザー部 課長
前職では携帯電話販売、店舗責任者を経験。自身の転職活動の経験から、そのサポートをしていきたいと考えtype転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転職。現在はIT領域での転職支援を行っている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>ITエンジニアとは、IT技術を用いてシステムやソフトウェアなどの設計・開発・運用を行う技術者の総称です。IT技術は急成長を遂げており、私たちの生活や、企業運営になくてはならないものになっています。
そのため、ITエンジニアのニーズは年々高まり続けており、今後もその傾向はしばらく続くと見られています。
ITエンジニアは、携わる領域によって細かく職種が分かれています。主な職種は以下の通りです。
同じエンジニアでも、必要な知識やスキルの違いがあります。また、企業によってITエンジニアの職種の定義が異なることも多いです。
前述したように、ITエンジニアは需要が高く、将来性があると言われています。
その理由としては、世間の注目度も高い生成系AIやDX化には、ITエンジニアの存在が必要不可欠だからです。先行き不透明な現代において、安定して働ける可能性が高いのはメリットと言えるでしょう。
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag(職業情報提供サイト)」によると、ITエンジニア(ソフトウェア開発技術者、プログラマー)の平均年収は「約550.2万円」、インフラエンジニアの平均年収は「約660万円」でした。
国税庁が2023年9月に「令和4年分民間給与実態統計調査」で国民の平均年収は「約458万円」と発表しているため、ITエンジニアの平均年収は全体の平均よりも約100万円、インフラエンジニアは約200万円も高いことが分かります。
今後も需要が増加していけば、平均年収も一緒に上がっていくと見られ「高い年収を得たい」と思っている人におすすめです。
ITエンジニアは、個人の裁量で業務進行できることや、インターネットさえあればどこでも作業が行えることから、リモートワーク制度やフレックスタイム制度を導入している企業が多いです。実際、厚生労働省が発表した「就労条件総合調査(令和3年)」によれば、フレックスタイム制を導入している企業の割合が最も多かったのが、ITエンジニアの在籍割合が高い「情報通信業」で、30%でした。
結論、業務経験が無くてもITエンジニアになることは可能です。ただし、誰もが必ずなれる、というわけではありません。
ご存知の通り、ITエンジニアは技術職のため、論理的思考力やプログラミングスキルが求められるだけでなく、変化の激しい業界のため、継続して学び続けなければなりません。「興味はあるが、プログラミングをしたことは無い」「勉強は苦手」という状態では、ITエンジニアへの未経験転職は厳しいでしょう。
また、2024年現在、未経験人材は充足傾向にあり、経験者求人が多いというのが、ここ最近のIT業界の採用トレンドです。とはいえ、IT業界は常に人材不足のため、ポテンシャルの高い人材であれば、採用チャンスはあるでしょう。
下記の経験や、スキルがある場合は、未経験でも内定を貰えるかもしれません。
ここからは、ITエンジニアになるために必要なステップを解説していきます。
前述したように、ITエンジニアにはさまざまな職種があり、求められるスキルや知識が変わってきます。「とりあえずITの知識を身に付けよう」と、手当たり次第に色々な技術や分野に手を出してしまうと「浅く広く」になってしまい、エンジニア技術は高められない可能性が高いです。
キャリアプランを持っていれば、どの技術や分野に焦点を当てて学び続けるべきかが明確化されるので、方向性を見失わずに済むでしょう。
ITエンジニアは選ぶ道によって生涯年収や役職などが大きく変わるため、20代などの早い段階でキャリアプランを決めておくのがおすすめです。
関連記事:ITエンジニアのキャリアプランはどう設計する?キャリアパスの例とスキルアップ方法を紹介
前述したように、現在未経験可の求人は少ないです。そのため、応募者が集まりやすくなる傾向にあり、いかに企業に対してIT人材としてのポテンシャルや、意欲があるかをアピールできるかが大切です。
そこで、ある程度の業界や職種、業務について知識を身に付けておくことをおすすめします。他の応募者との差別化はもちろんのこと、キャリアプランで設計したキャリアの方向性が間違っていないかを確認できるでしょう。
1と2が出来たら、未経験可の求人を探してみましょう。ポイントは求人票以外の情報も集めることです。IT業界は企業によって、職種や業務の定義が違うことも。また、未経験求人ならではの「研修有」という表記も内容は具体的に書かれていないこともあり、いきなり現場に駆り出されるという可能性もゼロではないです。
「未経験可」という表記だけで判断しないように気を付けることで、転職活動におけるリスクを最小限に抑えられるでしょう。
ここでは、未経験の方におすすめなITエンジニア職種を紹介します。実際に、どのような仕事をするか知ることで、キャリアプラン設計に役立ててくださいね。
テストエンジニアとは、リリース前のシステムが仕様書通りに動作をするかテストを実行して、品質を担保する仕事です。他のITエンジニア職種と違って、プログラミングスキルが無くても、できる作業があります。業務の中では、ソースコードなどでプログラミング言語に触れる機会が多いことから、エンジニア業務の基礎知識を付けやすいのがメリットです。
テストエンジニアと似た職種に「テスター」や「デバッガー」といったテスト実行者がいます。これらは、契約社員や業務委託の可能性が高いので、業務内容と雇用形態をしっかりと確認するようにしましょう。
関連記事:テストエンジニアとは?QAエンジニアとの違いや、年収、転職のコツを解説
インフラエンジニアとは、システムやインターネットを使用するために必要な、サーバーやネットワークを設計・構築・運用・保守を手がける技術者を指します。
作業領域が広いので、企業によって、インフラ領域を担当する人のことをインフラエンジニアとしていたり、担当領域や業務内容によって、種類分けしていることもあります。未経験インフラエンジニアは、設計書やマニュアルをもとに「保守・運用」を担当することが多いです。
サーバーやネットワークといったITインフラは、今後も需要が減ることは考えにくく、その領域を担当するITエンジニアは、将来性が高いと言われています。とはいえ、新しい技術が出現することも多く、転職後も日々知識のアップデートをし続けなくてはいけないことは留意しておきましょう。
関連記事:インフラエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、キャリアパスを解説
関連記事:未経験でインフラエンジニアへの転職は可能?向いている人の特徴や、転職成功のポイントを解説
サーバーエンジニアとは、先に紹介したインフラエンジニアの種類の一つで、コンピューターシステムを運用するためのサーバーを専門に設計、構築、運用、管理を行うエンジニアを指します。
テストエンジニアなどと比較すると未経験求人は少ないです。しかし、ITエンジニアとしての基礎知識をアピールできる「基本情報技術者」や、サーバー管理などに使われているOS「Linux」についての認定資格の「LPIC/LinuC」などを取得しておくと、ポテンシャル人材として採用してもらえるかもしれません。
関連記事:サーバーエンジニアとは?インフラエンジニアとの違いや、仕事内容について解説
ネットワークエンジニアとは、インフラエンジニアの一種でコンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用する専門のエンジニアを指します。
未経験転職のポイントとしては、サーバーエンジニアと同様で資格取得でのアピールです。おすすめなのが「CCNA」です。主にネットワークの基礎知識について問われ、取得すればネットワークエンジニアとして必要なスキルが備わっていることを証明できます。
「即戦力となる経験者のみ」という条件が設定されやすいITエンジニア職種もあります。それぞれ解説していきます。
クラウドエンジニアとは、大量の情報を扱うクラウドサービスを設計、設定、管理するエンジニアを指します。最近では、コスト削減や運用の効率化を目的に、クラウドサービスを使ってインフラ環境を構築するのが主流になりつつあります。そのため、クラウド技術を持つITエンジニアの需要は転職市場でも非常に高いです。
クラウドはIT業界の中でも新しい技術のため、社内でクラウド対応できる人材がおらず、育成よりも即戦力となる、クラウドエンジニア経験者、もしくはインフラエンジニア経験者で条件を出している求人が多いです。
そのため、いきなり完全未経験からクラウドエンジニアを目指すのは難しいでしょう。ただ、将来性は非常に高い職種ではあるので、まずはインフラエンジニアへ転職し、経験を積んだ後に、クラウドエンジニアを目指すというキャリアプランがおすすめです。
関連記事:クラウドエンジニアは将来性が高い!未経験で転職する方法を解説
セキュリティエンジニアとは、セキュリティ機器を導入したり、サイバー攻撃やウイルス感染を未然に防ぐための対策を行い、ネットワークやシステムを外部のIT攻撃から守るエンジニアを指します。IT製品やサービスの普及率が高まった今、注目度の高い職種の一つです。
クラウドエンジニア同様、未経験から応募できるセキュリティエンジニアの募集が全く無いわけではありませんが、少ないのが現状です。理由としては、業務を行う上で、サーバーやネットワークの脆弱性を判断するためには、一定のエンジニアスキルや経験が必要不可欠だからです。
よってまずは、システムエンジニア(SE)やインフラエンジニアとして経験を積み、エンジニアとしての基礎的なスキルや知識を身に付けてから、次のステップとしてセキュリティエンジニアを目指しましょう。
ITエンジニアへの未経験転職ができるか不安な場合は、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。転職エージェントとは、人材を獲得したい企業と、転職をしたい求職者をマッチングさせる仲介者です。転職エージェントでは、サービスの一つに「キャリアカウンセリング(キャリア面談)」があります。ここでは、キャリアのプロならではの目線で、求職者のこれまでの経験やスキルの棚卸を行い、キャリアの整理を行います。
「自分は本当にITエンジニアになれる?」「どうしたら失敗しない転職ができる?」「自分に合う企業は?」といった、さまざまな疑問にも回答してくれます。IT業界で働いた経験が無いと、企業の良し悪しや、自身との相性などを正確に判断するのは難しいもの。業界に精通した転職エージェントに相談することで、効率良く転職活動を行えるでしょう。
キャリア相談以外にも、選考対策や企業とのやり取り代行、求人紹介など転職活動のあらゆるフェーズをサポートしてもらえます。未経験転職は通常の転職よりもハードルが高いことから、転職エージェントの力を借りて転職活動を行うことで、成功率をアップできるでしょう。
ここでは、実際にtype転職エージェントを利用して、ITエンジニアへの未経験転職を成功させた事例を紹介していきます。
ITエンジニアへの未経験転職は可能ですが、採用ハードルが高いのが現状です。採用ポイントとしては、ITエンジニアとしてのキャリア設計や、IT業界や職種、技術の基礎知識を身に付けて、ポテンシャルの高い人材であることをアピールしましょう。
不安な場合は転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。キャリア設計から転職活動までサポートをしてくれます。type転職エージェントでは、IT業界で未経験者可の求人を数多く取り扱っています。サービスは無料で利用できるので、まずはお気軽にご相談ください。
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