【未経験者向け】インフラエンジニアに転職する際の志望動機の作り方(例文付き)

最終更新日 :2023.09.28

【未経験者向け】インフラエンジニアに転職する際の志望動機の作り方(例文付き)

「インフラエンジニアに未経験転職したい!」と思って未経験可の求人に応募したはいいものの、具体的な志望動機が思い浮かばない……。こういったお悩みをお持ちの方も多いのでは。未経験転職の場合、実際の業務経験が無いので、具体的な志望動機を考えるのが難しいのは仕方ありません。

そこで今回は、インフラエンジニアに未経験転職をしたい人に向けて、志望動機を考えるポイントや、書き方、例文を紹介します。

この記事の監修者
監修者の辻 秀敏

辻 秀敏キャリアアドバイザー部 課長

前職では携帯電話販売、店舗責任者を経験。自身の転職活動の経験から、そのサポートをしていきたいと考えtype転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転職。現在はIT領域での転職支援を行っている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>
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インフラエンジニア志望動機例文

【未経験者向け】インフラエンジニアに転職する際の志望動機の作り方(例文付き)-type転職エージェント

はじめに、インフラエンジニアへの未経験転職を検討している人におすすめな志望動機例文を紹介します。この例文を参考にカスタマイズするのも良いですし、よりオリジナリティのある志望動機にされたい方は、後述の「インフラエンジニア志望動機作成のポイント」で、作成のポイントをお伝えするのでチェックしてみてくださいね。

例文1:販売職からインフラエンジニアへ

IT技術を身に付け、働く人々の業務効率化に貢献したいと考え貴社を志望いたしました。私は現在アパレルの販売職として働いています。昨年から「IT技術の導入で業務効率化を狙う」という本部の方針により、クラウド型の管理システムを導入し、売上が150%アップしました。

この経験を通して、IT技術がもたらす影響力とシステム構造に対して深い関心を持つようになりました。特にシステムの基盤であるITインフラを管理するインフラエンジニアに興味を持っています。

貴社では、業界ナンバーワンの販売管理システムを展開されており、私自身も貴社のシステムを利用していました。そのため性能の高さなど十分理解していることや、これまでの販売員としての業務経験も活かせるのでないかと思い、未経験ではありますが貴社のインフラエンジニア職を志望いたしました。経験を積んで、ゆくゆくはプロジェクトマネジメントのスキルも身に付けていきたいと考えております。

例文2:営業職からインフラエンジニアへ

インフラエンジニアとして研鑽を積み、世の中に貢献するサービスを手がけたいと思い、貴社を志望いたしました。

私は現在SIerの営業として働いています。その経験を通して、システム開発する側に興味を持つようになりました。特に、需要の高いクラウドサービスを使った開発に興味を持っており、将来はクラウドエンジニアとしてのキャリアを積みたいと思っております。

貴社では、自治体向けWebシステムのAWSサーバ構築の実績が豊富な点に魅力を感じています。これまで培ったITの知識と、コミュニケーションスキルで多くの企業に貢献できればと思い、貴社を志望いたしました。

例文3:塾講師からインフラエンジニアへ

私の強みである論理的思考力を活かし、ITの技術で社会に貢献したいと思い、貴社を志望いたしました。

現職では数学専任として塾講師をしています。数学で培った論理的思考力を活かして、社会の役に立つ仕事がしたいと思うようになり、ITインフラを支えるインフラエンジニア職に転職したいと思うようになりました。

貴社ではこれまでに多くのインフラエンジニア未経験者を受け入れてきた実績と、研修や資格取得などの支援制度が充実している点に魅力を感じております。未経験ではありますが持ち前の論理的思考力で貴社に貢献できると自負しております。経験を積んでいく中で専門分野を定めていきたいと思っております。

インフラエンジニア転職の志望動機作成のポイント

インフラエンジニア転職の志望動機作成のポイント-type転職エージェント

ここからは、インフラエンジニアに未経験転職する際の志望動機を作成する際に気を付けたいポイントを解説します。

そもそも志望動機とは、「応募先の企業で働きたいと思った理由」です。企業の採用担当者は志望動機を聞くことで自社への志望度や、会社や仕事への理解度を知ろうとしています。

未経験転職の場合、技術スキルは無い前提なので「インフラエンジニア志望度」「入社意欲の高さ」をどれだけ伝えられるかが重要です。ここからは作成のポイントを紹介するので、参考にしてみてくださいね。

1.インフラエンジニアを目指す理由を整理する

企業の採用担当者は「なぜ未経験なのにインフラエンジニアを志望したのか」という点に興味を持っています。そのため、志望動機では簡潔かつ分かりやすく志望したきっかけを入れるようにしましょう。もし思いつかない場合は、下記の例文を参考に自身に当てはまるものを見つけてみてください。

技術への興味関心

例文:「コンピューターやネットワークの仕組みに興味を持っています。インフラストラクチャの動作や最適化の方法について学び、インフラエンジニアとしてのキャリアを築きたいと考えています」

社会的貢献性

例文:「デジタル化が進む現代において、ITインフラは社会やビジネスの基盤となっています。インフラエンジニアとして働くことで、社会全体の発展に貢献したいと感じています」

将来性

例文:「技術の進歩とともにインフラの需要は増加しています。インフラエンジニアは、技術を磨けば多様なキャリアパスを描ける点と、業界全体の成長が今後も見込まれる仕事であると考えています。努力次第でどんどん成長していける点に魅力を感じています」

前職の経験の活用

例文:「私は前職でITサービスのカスタマーサポートをしていました。その経験を活かしつつ、より専門的な知識を習得して、インフラエンジニアとして働きたいと考えています」

チャレンジ精神

例文:「知人がインフラエンジニアに未経験転職して、苦労しながらもすごくいきいきと働いています。それを見て、難しいことに挑戦した先にできる社会貢献性の高さがエンジニアの魅力に気づき、私も挑戦したいと思うようになりました。」

2.企業の情報や求める人物像をチェックする

事前に企業の事業内容や理念、求める人物像などを知っておくことで志望動機の記載内容が充実し、担当者の納得度が上がります。求人票にも情報は掲載されていますが、下記の情報もチェックしておいた方が良いでしょう。

  • ・企業ホームページ
  • ・社員ブログ
  • ・四季報
  • ・企業の公式SNS

より詳細な情報が知りたい場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントが保有している求人限定にはなりますが、企業と密な連携が取れているので上記であげた情報源よりも詳細な情報を得られる可能性があります。

3.なぜその企業を志望しているのか具体的に言語化してみる

インフラエンジニアを志望する理由と、企業情報を結び付けて、なぜその会社のインフラエンジニアになりたいのか言語化します。ここではいきなり文章を作らなくても大丈夫です。

まずは箇条書きで書き出していき、しっくりくるものが見つかったら清書していきましょう。それでも難しい場合は、まだ志望理由の整理や情報収集が不十分な可能性があります。その場合は、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。キャリアカウンセリングであなたの志望動機を整理してくれます。

キャリアプランを明確にしておく

入社した後インフラエンジニアとしてどのようなキャリアを積んでいきたいかを志望動機の中に盛り込むことができれば、真剣度が伝わりアピールになります。またキャリアプランを共有しておくことで、採用した場合の活躍イメージを沸かせやすくなります。

キャリアプランの考え方について詳しく知りたい方は下記の「キャリアプランとは? 年代・職業別の答え方・例・考え方」をチェックしてくださいね。

関連記事:キャリアプランとは? 年代・職業別の答え方・例・考え方

なお、インフラエンジニアには主に3つのキャリアパスが存在します。

  • ・ゼネラリスト(プロジェクトマネージャー)
  • ・スペシャリスト
  • ・ITコンサルタントへの転身

あくまでキャリアプランは「将来どのような仕事や働き方をしたいか」を計画することなので、必ずこのキャリアを選択しなくてはならないというわけではありません。

実際、インフラエンジニアを経験していくことで「実はこっちの方が向いているかも」と軌道修正をするエンジニアは多いので、あまり気を負わないで現段階でのキャリアプランを考えましょう。

インフラエンジニアのキャリアプランについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事:インフラエンジニアのキャリアプランの考え方|キャリアパスと併せて解説

関連記事:プロジェクトマネージャーになるには?向いている人の特徴や、転職がおすすめなケースを解説

関連記事: ITコンサルタントとは?仕事内容・資格について解説

まとめ

インフラエンジニアへの未経験転職を目指すためには、ポイントを抑えた志望動機作成が重要です。今日紹介した例文や作成のポイントを参考に、ご自身に合った志望動機を作ってみてください。志望動機は履歴書以外にも面接でも必ず聞かれるので、口頭でもきちんと伝えられるよう、自分の中に落とし込みしておきましょう。

type転職エージェントでは、面接対策にも力を入れています。求人企業と密な連携を取っているので、面接で予想される質問や、求められる人物像などを事前のお伝えが可能です。また、転職のプロであるキャリアアドバイザーとの模擬面接も出来るので、より実戦的な対策になります。面接が不安、実戦的な選考対策を行いたいという方はお気軽にtype転職エージェントにご相談ください。

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