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最終更新日 :2023.11.30
インフラエンジニアとして働いている方の中には、最近AI技術の勢いが凄まじく「将来的に自分の仕事を奪われるのでは?」と不安を感じた方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、このような世の中の動きから将来を不安に感じているインフラエンジニアの方に向けて、インフラエンジニアの将来性はあるのか、需要の高いインフラエンジニアの種類や、市場価値を高める方法を解説していきます。
伊藤 泰子エキスパートキャリアアドバイザー
【保有資格】2級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)、米国CCE,Inc.認定GCDF-Japan キャリアカウンセラーIT技術は今後も引き続き需要が高く、その基盤であるシステムを構築するインフラエンジニアの仕事が無くなり続けることはないことから、インフラエンジニアの将来性はあると考えられています。
ただし、クラウドサービスの普及により、物理サーバーなどでのインフラ構築を専門としているインフラエンジニアの需要は減っており、今後もそれは続いていくでしょう。このように、インフラエンジニアの仕事自体は無くなることはないが、特定の領域の需要が減る可能性があることは認識しておいてください。
また、AI技術が発展してもインフラエンジニアの将来性に影響はないでしょう。プログラミングなどの構築工程はAIでも対応ができると言われていますが、顧客や社員のニーズをもとにした要件定義や設計などの複雑な工程は、まだまだ人の力が必要になると考えられているためです。他にも、不測のシステムトラブルなどは機械学習のAIに対処することが難しく、インフラエンジニアにしか対応できないでしょう。
前述したように、インフラエンジニアの将来性はあるものの、全てがその対象というわけではなく、今後需要が減っていく職種もあります。
逆に今後需要が高くなる職種もあり、より将来性の高いインフラエンジニアを目指す方は、ジョブチェンジするのもおすすめです。ここでは今後需要が高くなるインフラエンジニアを紹介します。
クラウドエンジニアとは、大量の情報を扱うクラウドサービスの設計、設定、管理、時にはトラブル対応も行うエンジニアのことを指します。
ご存知の通り、コスト削減や運用の効率化を目的にクラウドサービスを使った開発が主流となっており、多くの企業でサーバーやソフトウェアのオンプレミス(自社運用)から、クラウドへの開発に切り替えが進んでいます。
また、AIやビックデータ、IoTなどの最新技術を使ったデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が注目されています。これらの技術の多くは、クラウド上で利用されているため、クラウド上でシステム構築ができるエンジニアの需要は必然的に高まっているのです。
関連記事:クラウドエンジニアは将来性が高い!未経験で転職する方法を解説
ネットワークエンジニアとは、コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用するエンジニアのことを指します。
2020年に5Gが商用化され、IoT製品などが生活や仕事に関わる機会が増えてきました。そのため、インターネット環境を構築できるネットワークエンジニアの需要は高まっています。しかし、求められる技術も時代とともに変化しています。「クラウドに強い」「IoTやM2Mの開発経験がある」といった、需要に合った強みをもつネットワークエンジニアは将来性が高いといえるでしょう。
インフラエンジニアは将来性が高い職種ではありますが、その将来性をより安定させるには、常に自己研鑽を行い自身の市場価値を高める必要があります。ここではおすすめの自己研鑽方法を紹介します。
前述したように、現在はクラウドサービスを使ったシステム構築が主流になりつつあります。そのため、クラウドサービスの使用経験がない場合は、AWSやAzureなどのクラウドプロバイダの学習リソースを活用して学んでみましょう。これらのサービスは、基本無料(※一部有料)で学ぶことができ、クラウドの基本概念やサービスの使い方、実践例など幅広い知識を得られます。
学習後は、クラウド認定資格を取得してみましょう。資格を取ることであなたの持つ知識や技術を客観的に証明できます。もし転職する場合は、技術アピール以外に「勤勉性」の証明にもなります。
インターネットの普及により、サイバー攻撃や個人情報流出のニュースをよく見かけるようになりました。このような背景から、世間のセキュリティに対する意識は高まり続けています。
ITインフラ設計時にセキュリティ対策は必要不可欠のため、インフラエンジニアの技術とセキュリティの知識もあると、より重宝されるインフラエンジニアになれます。
セキュリティに関する知識があまりない人であれば、まずは、セキュリティの入門資格ともいえる「情報セキュリティマネジメント」の資格を目指すのがおすすめです。より高いレベルを目指す方は、サイバーセキュリティ分野の国家資格である「情報処理安全確保支援士試験」の取得を目指してみましょう。難易度が高く業界の中でも認知されている資格なので、保有すればセキュリティのエキスパートとして、プロジェクトに関われます。
関連記事:セキュリティエンジニアとは?仕事内容や資格情報、転職成功のポイントを解説
スキルアップを目的とした転職をして、市場価値を高める方法もあります。社員への教育に力を入れている会社であれば、教育支援に対する支援が豊富です。他にも、技術レベルの高いインフラエンジニアが多く在籍している会社に転職して一緒に働くことで、考え方や、業務への取り組み方などを学べます。
「社員への教育投資がない」「会社全体で技術レベルがあまり高くない」といった場合は転職を検討してみるのも一つの手です。
インフラエンジニアに挑戦をされるか迷っていらっしゃる方も、ここまでの内容を読んで、さらに意欲が高まったかもしれません。そこで本項では、インフラエンジニアへの未経験転職を成功させるポイントを解説します。
インフラエンジニアはITエンジニアの中でも、未経験でも転職しやすい職種です。しかし、実際に未経験転職した後に「向いていなかった」「業務についていけない」といった理由で、早期退職される方は一定数いらっしゃいます。インフラエンジニアは設計に必要な論理的思考力や、技術トレンドの変化にもついていける勤勉性などが求められます。この素質がないと、インフラエンジニアとして働き続けるのは難しいでしょう。
このようなケースが起こる原因は、転職活動を始める前にそういった適性を確認していないことがほとんどです。転職は負担が大きいので、必ず事前にマッチしているかどうかを確認しましょう。
適性があるかどうか分からない場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。これまでのキャリア支援で得た経験をもとに適性を判断してくれます。
インフラエンジニアで未経験可の求人の中には、研修制度が充実しているものと、そうでないものの差が大きい可能性があります。
研修有と書いてあっても、実際に入社したら数日程度の最低限の研修だけで、すぐに現場に出され挫折してしまうといったケースがあります。そのため、きちんと研修を受けたい人は求人選びから研修環境が充実しているかどうかチェックをしましょう。
詳しい企業情報を踏まえて求人選びをしたい場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。企業の採用担当者と密な連携が取れているので、求人票には載っていない情報の取得が可能です。
今後もIT技術の需要は高く、その基盤を支えるインフラエンジニアの将来性は高いです。しかし、担当領域や作業工程によっては需要が無くなる可能性もありますし、変化の激しいIT業界では常にスキルアップをしなくてはなりません。
そのため、今から将来性のある資格を取得したり、自己研鑽をしてスキルを高めておくと将来的に活躍できるインフラエンジニアになれるでしょう。
もし今の会社でこれ以上のスキルアップが難しそうであれば、転職を検討してみましょう。インフラエンジニアの転職を成功させるのにおすすめなのが、IT専門の転職エージェントの活用です。業界専任のキャリアアドバイザーがこれまでの転職支援経験をもとに、最適なアドバイスをしてくれます。キャリア相談だけでも大丈夫なので、気になる方は是非登録してみてくださいね。
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