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最終更新日 :2024.02.08
「エンジニアは将来性が高い」と聞いて興味を持っている方は多いのではないでしょうか。しかし、調べてみるとエンジニアの種類が多く、それぞれの仕事内容を理解するのはなかなか大変です。
「サーバーサイドエンジニア」もエンジニア職種の一つですが、似たような仕事内容や名前を持つものが他にもあります。そこで本記事では、サーバーサイドエンジニアとは何か?仕事内容や、向いている人の特徴、キャリアパス、未経験転職のコツを解説します。「他のエンジニア職との違いを知りたい」「未経験でも転職できるか気になる」といった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
内山 駿介キャリアアドバイザー部 課長
新卒でキャリアデザインセンターに入社し、type転職エージェントの営業職(企業担当)として従事。数年間にわたり一貫してIT・Web業界を担当。業界トップクラスのSierや独自の自社サービスを展開する上場企業、急成長中のwebベンチャー企業などを幅広く支援。その後、キャリアアドバイザーへ転身。現在は企業担当時代の知見を活かし、IT領域のキャリアアドバイザーとして従事している。 監修者プロフィールを詳しく見る >>サーバーサイドとは、意味もそのまま「サーバー側」を表しています。IT業界ではサーバー側で動くもの全般を指します。
私たちが日常で使っているECサイトや動画投稿サイト、口コミサイト、スマホアプリにサーバーサイドがあります。サーバーサイドの役割は、ログインなどのユーザー認証処理や、データの処理、管理などです。
利用するユーザーが直接目にすることはありませんが、安全に安定したサービスを受けられるためにはなくてはなりません。
サーバーサイドエンジニアとは、前述したWebサイトやアプリケーションのバックエンド部分の設計、開発、運用を担当するエンジニアを指します。サーバーサイドエンジニアが使用する主な言語はPython、Java、PHP、Rubyです。
サーバーサイドエンジニアには、仕事内容や名前が似ている職種があります。ここではそれぞれの違いについて解説します。
WebサイトやWebアプリケーションで、ユーザーが直接目にする部分をフロントエンドと呼び、この部分のUIを実装するエンジニアのことをフロントエンドエンジニアと呼びます。
フロントエンドエンジニアは、ユーザーとの接点を担うためサーバーサイドエンジニアと違って、UI/UXの知識や技術が重要になります。使用する言語もHTMLやCSS、JavaScriptです。
フロントエンドエンジニアについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
関連記事:フロントエンドエンジニアとは?仕事内容と必要なスキルについて解説
サーバーエンジニアとは、コンピューターシステムを運用するためのサーバーの設計、構築、運用、管理を行うエンジニアです。
サーバーサイドエンジニアとサーバーエンジニアは名称は似ていますが、その担当領域に違いがあります。サーバーサイドエンジニアがWebサイトのサーバー側を開発やデータベース管理するのに対し、サーバーエンジニアは、物理的なサーバーやネットワークインフラの設計、構築、運用、保守に焦点を当てています。つまり2つの職種は、専門する分野に違いがあると覚えておくと良いでしょう。
サーバーエンジニアについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
企業の方針によって異なりますが、一般的にサーバーサイドエンジニアはシステムの設計から担当することが多いです。設計では、要件定義で決定した内容をもとにサーバー側のプログラム開発を行います。代表的な例でいうと、ECサイトの会員登録機能や、認証機能、お問い合わせなどのフォーム機能などです。
また、サーバーサイドのアプリケーションは、顧客情報や商品情報などのデータベースと連携が必要です。そのため、データ保存や更新、バックアップ、復元、保護といった管理もサーバーサイドエンジニアが担当します。
他にも、外部のアプリケーションやサービスとの連携を容易にするためのAPI開発を行うなど、サーバーサイドエンジニアの仕事内容は多岐に渡ります。
IT業界では、新しいプログラミング言語、フレームワーク、ツール、技術といったトレンドが絶えず登場します。そのため、短期的に勉強をして技術を身につけても、それがずっと通用するわけではなく、自分自身のスキルや知識を日々アップデートしていかなければならないのです。
普段から新しいことに対して興味関心を持っていてる人であれば、IT業界の変化にも順応できるでしょう。
サーバーサイドエンジニアにとって論理的思考能力は、複雑な問題を効果的に解析し解決するために必要不可欠です。
設計であれば、システムの各部分がどのように相互作用し、全体としてどのように機能するかを理解し設計する必要があります。ほかにも、プログラミングの際に、いかに効率的でエラーがないコードを書けるかや、既存のコードでバグが発生した際の早急な原因究明などに論理的な思考は欠かせません。
運用しているWebサイトやアプリケーションにシステム障害やバグの発生など、不測の事態が起こる可能性があります。そういった際に、サーバーサイドエンジニアとして冷静にトラブルに対処することは、迅速な問題解決に必要不可欠です。
緊急時にプレッシャーに押しつぶされずに、冷静に対応して乗り越えた経験などがあると、サーバーサイドエンジニアの業務でも活かせるでしょう。
サーバーサイドエンジニアでの経験を活かして、一つ上のステップアップの選択肢として「プロジェクトマネージャー」「ITスペシャリスト」「フルスタックエンジニア」「ITコンサルタント」の4つの職種があります。それぞれ詳しく解説していきます。
プロジェクトマネージャーは、開発プロジェクト全体の進行管理を行うエンジニアのポジションです。企業の業績にかかわるプロジェクトのマネジメントを担うので、一定以上のエンジニアスキルや要件定義から運用・保守までの全開発工程について知見を持っている必要があります。
しかし、プロジェクトマネージャーはエンジニアスキルだけがあれば良いというわけではなく、下記のようなヒューマンスキルがあるかどうかも重要と考えられています。
このように、プロジェクトマネージャーは専門性というよりかはマルチスキルを求められるポジションのため「プロジェクト全体に関わる仕事をしたい」「エンジニアスキルだけでなく、マネジメントスキルも伸ばしたい」といった方におすすめです。
プロジェクトマネージャーについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
関連記事:プロジェクトマネージャーになるには?向いている人の特徴や、転職がおすすめなケースを解説
ITスペシャリストは、専門分野で高いITスキルを保有するエンジニアを指し、技術力でプロジェクトを支えるエンジニアです。認定試験などはなく、経済産業省が定めたITスキル標準のレベル3以上のスキル項目を満たしたエンジニアが、ITスペシャリストを名乗ることができます。
ITスペシャリストの仕事内容は、専門分野によって異なり、プロジェクトマネージャーのようにプロジェクト全体を見るのではなく、自身の専門分野の技術面を管理したり、技術提供を行います。
ITスペシャリストの専門分野とスキル項目は以下の通りです。
このように、ITスペシャリストは専門性のエンジニアスキルが求められるため、「エンジニアスキルを追求していきたい」「新しい技術への興味関心が高い」といったエンジニアには大変おすすめです。
ITスペシャリストについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。
関連記事:ITスペシャリストとは?仕事内容や向いている人、必要な資格を解説
Webサイトやアプリケーション開発でいう、フルスタックエンジニアとは、フロンドエンドとサーバーサイド、どちらの領域にもまたがって開発ができるエンジニアを指します。フロントエンドとサーバーサイドでは、使用するプログラミング言語や必要な知識などが異なるため、通常はどちらかに特化するエンジニアが多いですが、フルスタックエンジニアは両方のスキルを持ち合わせているので、1人で複数の開発に携われます。2つの分野を継続的に学び続ける必要があるので、大変ではありますがプロジェクトへの貢献性が高く、やりがいを感じられるポジションです。
スタートアップ企業や小規模のプロジェクトチームといった、リソースが限られた環境では、フルスタックエンジニアは大変重宝されるでしょう。
ITコンサルタントとは、企業が抱える経営課題に対してITを切り口とした提案を行ない、解決に導く仕事です。サーバーサイドで培ったエンジニア技術や知識があれば、クライアントの問題点やニーズを技術的な視点から正確に捉えられるため、エンジニアの異業種転職におすすめな職種です。
顧客の業績に直結する提案を行うというプレッシャーは大きいですが、その分成功した際の達成感も非常に大きくやりがいがあります。
エンジニアではありませんが、顧客の課題解決のための材料として、常にIT業界のトレンドを追い続けるなど、継続した知識のインプットが求められます。他にも、データ収集や提案資料の作成など、案件のスケジュール具合によっては、多忙になることもあるので心身共にタフネスなことがITコンサルタントには必要です。
結論、サーバーサイドエンジニアの未経験転職は可能です。ただし、全くの実務未経験者と、独学などで基礎知識がある場合では、後者の方が戦力になるまでにかかる時間が短く、研修コストもかからないといった観点で、選考で有利になる可能性が高いです。
これ以外にも、事前に学習しておくことで、本当にエンジニアの仕事が自分に合っているのか確認することができます。「エンジニアは将来性が高いから」といった理由だけで転職をしてしまい、入社後適性がないことで再び転職をする方もいます。転職後の後悔をなるべく抑えるためにも、適性確認は事前に行いましょう。
また、転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントとは、人材を獲得したい企業と、転職をしたい求職者をマッチングさせる仲介者です。キャリアの相談から、求人紹介、選考対策、企業とのやり取り代行など、転職活動のあらゆるフェーズをサポートしてくれます。
サービスは無料で利用できるので、「初めての転職活動で何をしたらいいか分からない」「未経験転職という選択が本当に合っているか相談したい」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ転職エージェントに登録してみてください。
関連記事:type転職エージェントとは?
サーバーサイドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションの会員登録機能や、フォーム機能の「ユーザーの目に見えない部分」のシステム開発を行うエンジニアです。ユーザーの目に直接触れることはありませんが、安定して安全なサービスを提供するためにサーバーサイドエンジニアの存在は必要不可欠です。
サーバーエンジニアは、未経験でも転職を目指すことが可能ですが、事前にしておくべきことがいくつかあります。もし興味がある方は、今回紹介した未経験転職を成功させるポイントを参考にしてみてくださいね。
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