インフラエンジニアの転職まとめ｜おすすめのキャリアパスや成功事例、求人特集

最終更新日 :2024.2.26

「転職したいが、キャリアの方向性が決まっていないので、転職活動に踏み切れない……。」現役エンジニアの方のキャリアカウンセリングをしていると、こういったご相談をいただくことがあります。

そこで今回は、現在インフラエンジニアとして働いているが転職の軸が分かっていない方に向けて、インフラエンジニアのおすすめのキャリアパスや、転職を成功させるコツ、転職成功事例などを紹介するので参考にしてみてください。

この記事の監修者

江口 歌奈子キャリアアドバイザー部　課長

携帯電話キャリアの代理店で法人営業を行っていた。顧客折衝の経験を活かしつつ、もっと自分の介在価値を生み出せる仕事にチャレンジしたいと思い転職エージェントのアドバイザー職へ転職。現在はIT領域での転職支援を行っている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>

1. 【基礎知識】インフラエンジニアの仕事内容と種類
2. インフラエンジニアにおすすめのキャリアパス3選
3. インフラエンジニアが転職を成功させる２つのコツ
4. インフラエンジニアの転職はIT専門の転職エージェントの利用がおすすめ
5. インフラエンジニアの転職成功事例
6. インフラエンジニアの転職求人情報
7. インフラエンジニアの職務経歴書の書き方【テンプレート付き】
8. インフラエンジニアの転職関連記事

ご存じの通り、インフラエンジニアの作業範囲は多岐に渡り、担当する技術領域によって「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などいくつかの種類に分かれます。会社やプロジェクトによっては、さらに役割が細分化されるケースも。そのため、まずはじめに一般的なインフラエンジニアの仕事内容と種類について説明をします。

なお、インフラエンジニアに未経験転職したいと考えている方は、下記の「未経験でインフラエンジニアへの転職は可能？向いている人の特徴や、転職成功のポイントを解説」で転職成功のポイントを解説しているのでチェックしてみてくださいね。

関連記事：未経験でインフラエンジニアへの転職は可能？向いている人の特徴や、転職成功のポイントを解説

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアはシステムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークなどのITインフラストラクチャの設計、構築、運用・保守を手がけます。インフラエンジニアの担当領域はいくつかありますが、いずれも「上流工程（要件定義・設計・構築）」と「下流工程（運用・保守・監視）」に分かれ行われます。

関連記事：インフラエンジニアとは？仕事内容や必要なスキル、キャリアパスを解説

関連記事：インフラエンジニアの平均年収は低い？年収アップを目指す方法や転職事例を紹介

インフラエンジニアの種類

前述したように、インフラエンジニアは担当領域や業務内容によって、種類分けされることがあります。ここでは「サーバー」「ネットワーク」「クラウド」を専門に担当するエンジニアを紹介します。

サーバーエンジニア

ユーザーが望む目的のサービスや機能を提供するコンピューターシステムを運用するためのサーバーの設計、構築、運用、管理を行うエンジニアです。ネットワークやデータの円滑な動作を確保するためにサーバーを構築し、企業や組織のITインフラの基盤を守る重要な役割を担っています。

関連記事：サーバーエンジニアとは？インフラエンジニアとの違いや、仕事内容について解説

関連記事：サーバーエンジニアの平均年収は？給料アップの方法や転職事例を解説

ネットワークエンジニア

コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルでつなぎ、ネットワーク環境を設計・構築・運用するのがネットワークエンジニアです。ユーザーがストレスなくコンピューターやIT機器を使うために、安定かつ安全な通信環境を維持するという重要な役割を担っています。

関連記事：ネットワークエンジニアの仕事内容とは？転職成功のポイントなどを紹介

関連記事：ネットワークエンジニアの平均年収は？年収アップ方法や転職事例を解説

クラウドエンジニア

物理的なコンピューターやサーバーに頼らずに、インターネット上で大量の情報を扱うクラウド環境の設計、構築、運用・保守対応を行うエンジニアです。昨今はクラウドを使った開発が主流となってきているため、ニーズの高い職種と言われています。

関連記事：クラウドエンジニアは将来性が高い！未経験で転職する方法を解説

IT業界は進化が早く、色んなキャリアの選択肢があるのが特徴です。けれどもその選択肢を選べるかどうかは、エンジニアの技術スキルの有無やレベル次第で変わってきます。

そのため、若手のうちからインフラエンジニアとして、「何を身につけるか」「どんな経験を積むか」によって、いつどんな時でも、自分が望むキャリアの方向性へと動ける状態に備えておくことが重要です。

インフラ経験を積んだ先にある大まかなキャリアパスを３つ紹介するので、今の自分のキャリアと比べて参考にしてみてくださいね。

１．プロジェクトマネージャー（PM）

プロジェクトマネージャー（PM）とは、エンジニアスキル以外にマネジメントスキルを駆使して、プロジェクト全体の進行管理を行い、成功に導く役職です。プロジェクトマネージャーになるには、インフラの設計・構築の経験が豊富であることが求められます。技術面以外だと、マネジメントスキルやコミュニケーションスキル、経営知識もあると良いでしょう。

下記のような志向の方は、プロジェクトマネージャーを目指すのがおすすめです。

プロジェクトマネージャーについて、詳しく知りたい方は下記の「プロジェクトマネージャーになるには？向いている人の特徴や、転職がおすすめのケースを解説」をチェックしてみてくださいね。

関連記事：プロジェクトマネージャーになるには？向いている人の特徴や、転職がおすすめのケースを解説

２．スペシャリスト

インフラエンジニアのスペシャリストは、マルチプレーヤーであるプロジェクトマネージャーとは異なり、現場の最前線で活躍する専門性の高いエンジニアを指します。マネジメントに携わらないので、技術の追求が可能です。スペシャリストは、「サーバー」「クラウド」「ネットワーク」といった担当領域を一つに絞って、専門性を高めます。

下記のような志向の方は、スペシャリストを目指すのがおすすめです。

関連記事：ITスペシャリストとは？仕事内容や向いている人、必要な資格を解説

３．ITコンサルタント

ITの専門知識やスキルを活かし、企業が抱える経営課題に対してITを切り口とした提案を行ない、解決に導くのがITコンサルタントです。ITコンサルタントは顧客から「どの技術を使えば、より効果的で効率の高いシステムが実現するか」などといった提案を求められます。その際に、インフラエンジニアで培った知識やスキルを活かせるでしょう。

下記のような志向の方は、ITコンサルタントを目指すのがおすすめです。

ITコンサルタントについて、詳しく知りたい方は下記の「ITコンサルタントとは？仕事内容・資格について解説」をチェックしてみてくださいね。

関連記事：ITコンサルタントとは？仕事内容・資格について解説

インフラエンジニアのキャリアプランについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事：インフラエンジニアのキャリアプランの考え方｜キャリアパスと併せて解説

キャリアの方向性が定まったら、実現可能に向けた転職活動を始めましょう。

求人選定や、応募書類作成、面接対策など転職活動はやることが沢山あります。ここからは効率良くインフラエンジニアが転職を成功させるには2つのコツを紹介するので、参考にしてください。

１．最初にスキルの棚卸しをしておく

転職活動を始める前に、必ずスキルの棚卸しをしておきましょう。スキルの棚卸しとは、これまでに獲得してきたスキルや経験を整理し、自分の強みや弱みを把握するために行う自己分析です。

前述したように、インフラエンジニアは企業によって業務内容が異なります。そのため、インフラエンジニアの求人だとしても、ご自身のできる業務と企業が求めていることが完全に一致するかどうかは分かりません。スキルの棚卸しをしておけば、これまでの業務内容が明確化できるので、求人とのアンマッチを避けられ効率良く転職活動を行えるでしょう。

上記の他にスキルの棚卸しをするメリットは以下の通りです。

一人でやってみて上手くできない場合は、転職エージェントに手伝ってもらうのも一つの手です。ヒアリングをしながらキャリアを整理し、第三者から見たあなたの強みを見つけ出してくれるでしょう。

２．面接対策を徹底して行う

面接通過には事前の対策が非常に重要です。「スキルの棚卸しをしたから、アピールポイントも分かっているし大丈夫なのでは？」と思うかもしれませんが、人生を左右するかもしれない面接で、初対面の人に対して自分の魅力をアピールするのは、意外と難しいものです。また、面接官も多くの求職者と面接を行っているので、準備不足はすぐに見抜かれてしまうでしょう。

選考が進んでくると、やることが増えて大変ではありますが、面接をする企業ごとに対策を行うのがおすすめです。

企業は「なぜ転職したいと思ったのか」「なぜインフラエンジニアなのか」「なぜうちの会社なのか」などを聞くことで、志望動機と転職理由の整合性を確認しています。

NG例になりますが「インフラエンジニアとしてキャリアアップしたいため、御社を志望いたしました」といった抽象的な内容だと、「うちの会社じゃなくてもいいのでは？」と面接官に思わせてしまいます。事前に企業の情報収集をして回答に盛り込み、その企業と自身がマッチしていることをアピールしましょう。

面接対策について詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事：ITエンジニア面接対策！よくある質問と回答例、好印象な逆質問も解説

転職活動は精神的にも肉体的にも負担がかかるものです。特に初めての転職の方は「何をしたらいいのか分からない」という方も多いのでは。そのようなインフラエンジニアの方におすすめしたいのが、IT専門の転職エージェントの利用です。

インフラエンジニアの転職支援が豊富なので、経験をもとに的確なアドバイスをしてくれます。キャリアパスの方向性が分からない場合や、転職に不安を抱えている場合は、キャリアアドバイザーに相談することで解決できるでしょう。

保有している求人もIT業界やIT職種が中心です。キャリアカウンセリングで行うスキルの棚卸しで分かった求職者の志向や、経歴などを基に求人を紹介してくれるので、効率良く求人探しを行えます。

また求人を出している企業との連携が取れており、想定質問や求めている人物像について把握しているので、面接対策しやすいです。またエージェントによっては模擬面談も受けられるので、面接通過率を上げられるでしょう。

type転職エージェントITでは、IT業界に精通したキャリアアドバイザーが転職サポートを行っています。サービス開始から25年、インフラエンジニアのキャリアサポート実績も豊富なため、転職活動だけでなく、今後のキャリアについて悩みを抱えている場合はお気軽にご相談ください。

type転職エージェントIT

ここからは、type転職エージェントを利用したインフラエンジニアの転職成功事例を紹介します。

インフラエンジニア転職事例①

インフラエンジニア転職事例②

インフラエンジニア転職事例③

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