ITエンジニアの志望動機・例文を紹介

掲載日 : 2022.01.05最終更新日 :2022.01.05

ITエンジニアの志望動機・例文を紹介

「ITエンジニアの求人に応募したいが、志望動機をどのように伝えればいいのか」と悩む人は少なくありません。書類選考や面接の通過率を高めるには、企業がエンジニアの採用で何を重視するのかを理解し、応募する会社のニーズに合った志望動機を伝える必要があります。

そこで本記事では、企業がエンジニアに求める能力や志望動機でアピールすべきポイントを解説。具体的な志望動機の書き方も例文つきで紹介します。

この記事の監修者
監修者の中島 太志

中島 太志キャリアアドバイザー部 課長

地方銀行でリテール営業を中心に5年経験。キャリアの幅を広げようと、転職支援という仕事の付加価値や社会貢献性に魅力を感じ、「type転職エージェント」IT領域専任のキャリアアドバイザーへ。
自身が複数の人材紹介サービスを利用して活動をした経験から、利用者にとって理想的なアドバイザー像を体現すべく、日々転職希望者に向き合っている。

エンジニアの仕事とは?

ITエンジニアの志望動機・例文を紹介-type転職エージェント

エンジニアは技術者を意味しますが、近年ではITエンジニアを指すことが多くなりました。 ITエンジニアは、情報技術を用いてシステムやソフトウェアなどの設計・開発・運用を行なう技術者の総称です。

エンジニアの主な職種

システムエンジニア(SE)

情報システムやソフトウェアを設計・開発する職種です。 クライアントや関係者と打ち合わせながらシステムの全体像を考える「要求分析・要件定義」、要件をもとに操作方法や画面表示などの基本的な仕様や機能を決める「基本設計」、具体的にどのような技術を用いて設計するかを考える「詳細設計」などの業務がメインです。

プログラマー

プログラム言語を用いてシステムを構築する職種です。 上流工程で作成された設計をもとに、機能や仕様を実装します。システムエンジニアが作成した仕様書に基づき、プログラム言語を使ってソースコードを書き、テストしながらシステムを完成させます。設計のミスやバグがあれば修正し、正確に作業を進めることが求められます。

インフラエンジニア

IT分野におけるインフラとは、システムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークを指します。 これらの設計・構築・運用・保守を手がける技術者がインフラエンジニアです。 作業範囲は多岐に渡り、担当する技術領域によって「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などいくつかの種類に分かれます。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドと呼ばれる、ユーザーが触れるWebブラウザ側のシステム開発を担当するエンジニアです。 仕事はプログラミングの要素が強く、動的ページの仕様設計やコーディング、サーバーサイドとの連携などが主な業務になります。静的ページのコーディングを手がける場合もありますが、このプロセスのみWebデザイナーが担当することもあります。

エンジニア職を目指す際のアピールポイント・求められる能力

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エンジニアの採用で重視されるポイントはいくつかあります。以下の点をアピールすることが、書類選考や面接の通過率を高めるカギになります。

自身の強みを理解し、再現性をもって話せる

採用選考では、企業が求める人物像やスキルを理解した上で、自分の強みを伝えることが大事です。 求人票に記載された業務内容に対し、自分が持つ経験やスキルの中で何が活かせるかを考えることで、自分がその企業にどのような貢献ができるかを判断できます。面接では、そのスキルが転職先でも再現できることをアピールする必要があります。具体的なエピソードとともに話せば、説得力のある伝え方ができるでしょう。

ニーズの高いスキルが身についている

企業ニーズの高いスキルを習得していれば、選考通過率も高まります。 技術については、AWS上での開発、フルスタックの知見、モダン技術への強み、セキュリティ関連の知識などを求める企業が増えています。 業務での経験がなくても、最新技術について自己学習に取り組んでいればアピール材料になります。

また、プロジェクトマネジメントのスキルを求めるケースも多くなっています。年代によって企業が求めるレベル感は変わりますが、いずれにしてもQCD管理や進捗管理、他部門との調整力などが採用で重視される傾向にあります。

技術力に加え、志向性もマッチしている

技術力が重視されるとはいえ、それだけでは面接の通過が難しくなっています。 転職理由や志望動機、キャリアプランなどの志向性が応募企業とマッチしないと判断され、お見送りとなるケースが増えているためです。 これから面接を受ける人は、企業研究をすることはもちろん、「なぜ今、転職する必要があるのか」「自分はどのような将来像を目指しているか」などを考え抜いた上で、面接に臨むのが望ましいでしょう。

経験が浅くても、自己学習で高い本気度を示せる

未経験可の求人もありますが、実務経験がなく、納得感のある動機もない上に、エンジニアを目指して努力した形跡もない人材は、企業も採用しづらいのが現実です。 まだ経験が浅い人は、「書籍を読んで勉強している」というレベルではなく、「講座に通っている」「自宅で実際に制作物を作っている」といった、より本気度が伝わる自己学習や自己啓発のアピールが必要です。

また、求められる能力は職種によっても異なります。自分が応募する職種では何が重視されるのかを理解した上で、採用選考に臨むことが大事です。

職種別・求められる能力

システムエンジニア(SE)

クライアントとの打ち合わせやプログラマーへ指示出しなど、人と接する機会が多いため、周囲と円滑にコミュニケーションできる力や調整力が求められます。 システムの全体像をいちから企画する役割を担うには、ゼロベースでものを考えられる思考力や発想力が求められます。

プログラマー

開発言語、フレームワーク、データベース、OSの知識などの技術スキルが必要です。 システムエンジニアやプログラマー同士がチーム内で連携しながら作業を進めるため、技術力だけでなくコミュニケーション力も求められます。 また、システム開発において重要な「Quality(品質)」「Cost(コスト)」「Delivery(納期)」の3要素を意識しながら仕事を進めることも必要です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアとして評価されるのは、自発的に業務改善や生産性向上のための工夫ができる人です。いくら上流工程の経験を積んでも、受け身の姿勢で与えられた仕事をさばいているだけでは評価されません。 また「自分は何に使うインフラを任されているのか」を把握し、その上に乗せるシステムやアプリケーションのユーザーが何を求めているのかを考え、創意工夫できる人材が高く評価されます。

フロントエンドエンジニア

HTML、CSS、JavaScriptなどの言語や、これらの言語に対応する各種フレームワークは必須のスキルです。 加えて、CMS構築の知識やスキルも求められます。このほかにもUI /UX設計やSEO対策のスキル・知識が必要です。

エンジニアの志望動機の書き方

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志望動機は企業によって書き分ける

応募書類を作成する際は、企業によって志望動機を書き分ける必要があります。 「この会社でなければいけない理由」が書かれていなければ選考を通過するのは難しいため、同じ志望動機を使い回すのは避けてください。応募書類に書くときは100~200文字程度にまとめます。

志望の理由は「3段階」で構成する

志望動機を書くときは、「(未経験業界を受ける場合)その業界を志望する理由」「その職種を志望する理由」「その中でもこの会社を志望する理由」の3段階で伝えると説得力のある文章になります。 とくに職種や業界を変更する場合は、「なぜその業界・職種に興味を持ったか」を重点的に掘り下げて志望動機を考えることが重要です。

転職理由を払拭する内容を盛り込む

加えて「なぜこの会社なら、前職や現職では叶えられなかったことを実現できると考えたのか」を伝えるとなお良いでしょう。 例えば「現職では設計構築の経験を積めないため、上流案件の多い御社を志望しました」といった書き方で転職理由を払拭する内容を盛り込むと、さらに説得力が増します。

即戦力として貢献できることを示す

入社後に即戦力になれる人材であることを示すことも重要です。 志望動機で自分がやりたいことだけを一方的に伝えるのではなく、「今までの○○での経験を活かして貴社に貢献していきたい」など、自分はどのような貢献ができるかを具体的に伝えましょう。

エンジニアの志望動機を書く際の具体的な流れ

①企業の情報や求める人物像をチェックする

志望動機を書く前に、まずは求人票やホームページで応募企業の情報や求める人物像を確認しましょう。 さらに応募企業の情報で共感できる点や自分が目指すキャリアと合致する点、サービスやプロダクトで興味を惹かれた点など、「なぜこの会社を魅力に感じたのか」を説明できる根拠を整理します。

企業が求人を出すのは、「自社のビジネスや事業にとって、その職種やポジションの人材が必要な状況である」という意味です。よって志望動機がその状況に合うものでなければ、採用担当者へのアピールにはなりません。 自分がその求人にふさわしい応募者であると示すには、その会社の事業や今後の方向性について自分なりに調べた上で、「現在の事業状況なら、自分のスキルや経験がこのように役立つ」と示すことが必要です。

②将来のキャリアを明確化する

志望動機では「自分が将来どのようなキャリアを築きたいか」を明確に伝える必要があります。 応募企業に入社できたら自分がどうなりたいのか、どのような働き方がしたいのかなどを具体的にイメージし、志望動機の中ではっきりと示せるようにしましょう。

③自己学習や自己研鑽をアピールする

スキルアップのために勉強していることや取り組んでいることがあれば、必ず志望動機に盛り込みましょう。 IT業界は技術革新のスピードが速く、日々新しいテクノロジーが生まれています。常にアンテナを高く張って最新の技術をキャッチアップし、自己研鑽を重ねることが求められるため、自発的に学ぶ姿勢があることを示せば効果的なアピールになります。

未経験者でも、専門のスクールや職業訓練校、学生時代などに勉強したことで、エンジニアの仕事に役立つものや関連するものがあれば、ぜひ積極的にアピールしてください。

エンジニアの志望動機の例文

経験者

「よりお客様に近い立場で業務を行いたいと考え、貴社のエンジニア募集に応募いたしました。現職の業務内容にはやりがいを感じておりますが、3次請けの案件が多く、なかなかお客様の反応を見ることができない環境です。この環境で業務を進める中、自分が携わったシステムが、お客様にどのような影響を与えているのかを見届けたい気持ちが強くなってまいりました。 貴社は1次請けの案件がメインとのことで、お客様に近い立場で働くチャンスが多くあると考え、魅力を感じて志望いたしました。」

「業界No.1の自社WEBサービスを展開している貴社にて業務を行いたく、志望いたしました。現職では短期スパンでお客様のシステム開発に関わっておりますが、 一つのシステムを長期的に育てる業務に携わりたい、また多くの人に影響を与える自社サービスに携わりたい気持ちが強くなってまいりました。そのため貴社での業務内容に魅力を感じ、志望いたしました。」

未経験者

「現在はコンビニエンスストアにて店舗管理の業務にあたっており、POSシステムを始めとしたさまざまなシステムに携わる機会がある中で、『どのような仕組みでシステムが動いているのか知りたい』と興味を持つようになりました。そこで3か月前からITスクールに通い、JAVAとPHPの基礎を学びました。さらには学んだことを実務で生かしたい、システムを使う側から作る側や運用する側になりたいとの希望が強くなってまいりました。 そのため、エンジニアとしての今後のキャリアを築きたいと考え、志望いたしました。」

まとめ

書類選考でも面接でも、通過するために大事なのは「企業が何を求めているか」という視点を持つことです。志望動機を考える際は、自分が転職で叶えたいことだけを伝えるのではなく、「自分にはどんな能力やスキルがあり、入社後はどのような貢献ができるのか」を示すことを意識しましょう。

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