キャリアアドバイザーを味方に、
有利な転職を。
あなたの経験や職種に合わせて、キャリアアドバイザーが納得感のある転職を実現するお手伝いをいたします。書類の作成、面接対策、企業との交渉など、意欲的にサポートします。
最終更新 : 2024.7.30
「スキルアップのために転職したい」「どのような転職理由であれば、書類選考を通過できるの?」「転職でスキルアップできる?」とお悩みではありませんか。
この記事では、スキルアップ転職を失敗しないための3つのコツや、注意点、成功しやすい人の特徴と難しい人の特徴をまとめました。またスキルアップを転職理由にする場合の志望動機の書き方を例文付きで紹介します。転職後にスキルアップを図り、自分の市場価値を高めたい方に必見です。
川﨑 涼輔キャリアアドバイザー部 課長
不動産業界で個人営業を経験。さまざまな業界の知見を深めたいとの思いから、キャリアデザインセンターに転職。当初は求人広告を扱う法人営業を担当。前職での経験を活かし、人生の転機をサポートしたいと考え「type転職エージェント」のキャリアアドバイザーへ。現在は営業領域を中心に従事。 監修者プロフィールを詳しく見る >>type転職エージェントの利用者を対象としたアンケート調査「本音の転職理由ランキング」によると、転職理由として、「年収・待遇」と回答した人が3,436名ともっとも多いことが分かりました。次いで2位、3位にランクインしたのは、「業務内容」と「キャリアチェンジ」でいずれも、スキルアップに関連する理由が続いています。
2位、3位の転職理由を深堀すると、「今の仕事にやりがいを見出せない」といったネガティブなものから、「今よりも裁量のある仕事がしたい」「新しいことにチャレンジしたい」「違う職種・業界に転職したい」「今よりも難易度の高い業務に携わりたい」などのポジティブなものまで見られました。
これらのデータから「新たな仕事に挑戦し、自身のスキルを高めたい」と考え、転職を決意する人が非常に多いことが見て取れます。
転職におけるスキルアップとは、転職をきっかけに、新しい環境で「能力」や「技能」を高めることを指します。
現職でスキルアップを図るには、セミナーや研修を受けたり、資格を取得したりして、対応可能な業務範囲を広げる方法が挙げられるでしょう。また、異動希望を出して、部門や職種を変えることにより、異なるスキルを習得するのも選択肢の1つです。
しかし、現職で異動が叶わない、あるいは、すでに対応可能な業務の範囲を広げており、これ以上能力・技能の向上を図れないと感じた際は、転職でのスキルアップがおすすめです。
スキルアップとは、個人の能力や技能を向上させることを意味します。それに対して、キャリアアップは、昇給や昇進、重要なポジションへの起用など、自分が身を置く環境や経歴がレベルアップすることを指します。
たとえば、「派遣社員から正社員」といった雇用形態のポジションが希望するものへと上がることもキャリアアップの1つです。特定の分野において専門性を高め、能力を向上させて自分の市場価値を上げることが「キャリアアップ」だと言えるでしょう。
スキルアップは、社内外の研修への参加や資格の習得などによって、自身の能力・技能を高めることを意味しているため、スキルアップはキャリアアップに繋がる可能性があります。
毎日同じ業務を遂行していくうちに、「キャリアが停滞している」「自己成長の機会が少ない」と感じている方は、スキルアップを目的とした転職を検討すると良いでしょう。
また、「年収アップを実現したい」「自分の市場価値を高めたい」と考えている方にもスキルアップ転職がおすすめです。現職で労働条件の交渉や異動願いを出したり、対応できる業務の幅を広げたりしてスキルアップを図ることも可能ですが、それでは向上できる範囲に限りがあるので行き詰まりを感じやすくなります。
転職を視野に入れることで、スキルアップを図るのに相応しい業界・職種を自由に選択できるので、自身の可能性を無限大に広げられるでしょう。
スキルアップ転職は、すでに身につけている能力や技能を向上させるために、今の自分よりも格上のスキルが求められる企業・ポジションへ転職する必要があります。そのため、必然的に難易度が高くなるでしょう。ここでは、スキルアップ転職を成功しやすい人の特徴を下記の2点に分けて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
転職によるスキルアップに成功する人は、明確な目標を持っている傾向にあります。
転職後にどのようなスキルや経験を身につけたいのかが明確に定まっていれば、そこから逆算して、今何をすべきか、どのような企業に転職すべきかが見えてきます。また、スキルアップに関する目標だけに留まらず、将来のキャリアプランを綿密に立てていることも特徴の1つです。
「スキルの定着」をゴールとして設定するのではなく、その先の将来を見据えたキャリアプランに沿って行動している人は成功しやすいといえるでしょう。自分の理想とする将来像に近づくために何をすべきかを明確化してから、転職先を検討することが大切です。
スキルアップを図るためには、今よりも難易度の高い仕事に挑戦したり、新しい業務に取り組むための勉強をしたりと多くの努力が必要になります。
不慣れな環境で業務を遂行しなければならない上に、上司からの期待が大きく、厳しい指導を受けることもあるかもしれません。こうしたストレスを感じながらも、スキルアップを図り、目標とする将来像に近づくために努力を惜しまず乗り越えられる人にはスキルアップ転職が向いています。
転職でのスキルアップに成功しやすい人がいる一方で、スキルアップ転職が難しい人もいます。たとえば、下記のようにキャリアプランが明確に描かれていなかったり、自己成長を望んでいない、または、ライフワークバランスを重視していたりする人にはハードルが高いといえるでしょう。
関連記事:ワークライフバランス重視で転職を成功する方法!おすすめの業界【志望動機・転職理由の例文付き】
スキルアップ転職を失敗しないためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。ここではスキルアップ転職を失敗しないためのコツを3つにわけてご紹介するので、転職活動をはじめる前にチェックしておきましょう。
手あたり次第に興味のあるスキルの取得を目指すのではなく、自己分析を行い、なりたい姿を明確にした上で、必要なものを洗い出した方が効率的です。
理想とする将来像を明らかにして、必要なスキルを整理してみると、高いモチベーションを維持できたり、習熟のスピードがアップしたりといったメリットも期待できます。まずは、自己分析を行い、自分の強みや弱み、得意なこと、苦手な分野を明確にします。これまでの経験や業務を振り返り、自分がどのようなキャリアプランを描きたいのかを考えてみてください。将来像を明確化した上で、そこから逆算して今すべきことをハッキリとさせましょう。
ひとくちに「スキル」といっても様々な種類があるので、取得すべきものを明確にさせる必要があります。自己分析を行い、自分のなりたい姿を明確にしたら、それに向かって必要なスキルを考えましょう。たとえば、ゴールとして「ITコンサルタントになる」と設定した場合、IT関連の専門知識の習得はもちろんのこと、コンサルティングの基本スキル、経営や事業に関する知識といった幅広い経験・スキルが求められます。
また、スキルを身につけるためにどのような会社に転職すべきかが明確になるはずです。ITコンサルタントを目指すなら、シンクタンクや、経営コンサルティング会社、システム開発会社などが挙げられます。理想像を叶えるために、何が必要なのかをしっかりと洗い出しておきましょう。
出典:厚生労働省「職業情報提供サイト jobtag ITコンサルタント」
転職エージェントとは、「転職を希望している方」と「人材を募集している企業」のベストマッチングをお手伝いする転職支援サービスのことです。キャリアの専門家である「キャリアアドバイザー」が転職成功までサポートしてくれるので、転職活動を効果的かつ効率的に進められます。
スキルアップ転職を実現したい方にとって気になるポイントである「どのようなスキルが必要?」「スキルアップ転職を成功させるコツは?」といった疑問や不安を解消へと導いてもらえることも転職エージェントを利用するメリットの1つです。
自己分析や、キャリアの棚卸し、キャリアプランに関するご相談はもちろんのこと、最適な求人のご紹介や、応募書類の書き方や面接のアドバイス、内定、入社までバックアップしてもらえるので、スキルアップ転職を成功しやすくなるでしょう。
企業の面接時には、高確率で面接官に「転職理由を教えてください」と聞かれます。その際に、単純に「スキルアップを図りたいから」だけでは、訴求力が弱い上に「自社でスキルアップに成功したら、またすぐに転職してしまうのでは?」と懸念される可能性もあります。
ここでは、スキルアップを転職理由にする場合の注意点を3つに分けてご紹介するので、事前に押さえておきましょう。
面接では、面接官が抱きやすい「なぜ自社を選んだのか」「ほかの企業でも良いのではないか」といった懸念点を払しょくすることが大切です。そのため、スキルアップをしたい理由となぜ応募先企業を志望したのかを一貫性を持たせて説明する必要があります。
「御社の△△という仕事に携わり、○○のスキルを身につけたい」などと応募先企業の仕事内容に触れながら、スキルアップについて伝えるのが理想的です。応募先企業の経営方針や事業内容、社風などを徹底的にリサーチして、目標とするスキルアップはその企業で実現できるのかを把握しておく必要があります。
転職理由を伝えた後で、「現職ではスキルアップを叶えられなかった理由」を問われることがあります。そのため、前職ではスキルアップが難しいと考えた理由も説明できるようにしておきましょう。
その際には、「会社でセミナーが開催されなかったから」「希望する仕事を任せてもらえなかったから」というように環境や上司などのせいにすると、「この求職者は他責思考なのではないか」といった印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。
面接官は、応募者の「本音を聞きたい」と考えているので、必ずしもポジティブな内容に変換して伝える必要はありませんが、現職(前職)の不満を引き合いに出してしまうと、ネガティブに捉えられてしまう可能性があります。
現職で改善を図るために、「業務の対応範囲を広げられるように別の部署への異動を申し出たり、日々の業務を14時までに完了させたりして積極的に行動した結果、希望がか叶わなかった」と伝えると、スキルアップしたいという思いが面接官にも届くでしょう。
転職理由がスキルアップだけでは、入社後に自社でどのように活躍してくれるのかがイメージできません。企業は、教育機関やオンラインスクールではないので、スキルアップだけが目的では不十分です。
求人や採用ページの仕事内容を読み込み、応募先企業が求める人物像を明確化した上で、これまでの経験やスキルアップの結果、企業で貢献できることを具体的に伝えることが大切です。面接官に定着性や成長の可能性を期待してもらうためには、退職理由よりも「応募企業で実現したいこと」と「応募企業に貢献できること」を中心に伝えましょう。
スキルアップを転職理由にする場合は、なぜスキルアップを目指しているのか、応募先企業でなければならない理由は何か、どのように貢献できるのか、といったポイントを押さえた上で、志望動機を作成する必要があります。
ここでは、スキルアップを転職理由にする場合の志望動機を例文付きでまとめているので、面接での受け答えを考える時や応募書類の作成をする際に参考にしてみてください。なお、志望動機は基本的に応募する職種によって適切な表現が異なるので、営業職と事務職、エンジニア職を例に挙げて紹介します。
関連記事:転職理由の答え方・書き方と例文を解説
私は営業未経験ではありますが、営業事務職で培ったコミニケーション能力や課題発見力を活かして御社の売上の向上に貢献したいと思い、志望いたしました。
現職では、営業資料の作成や営業先のリストアップ、顧客対応などの業務を担当しております。顧客とコミュニケーションを図る中で隠れたニーズを引き出し、ライバル企業の製品から自社製品への乗り換えに成功した経験があり、非常にやりがいを感じました。
3年後には営業部門でトップの成績を残し、5年後にはマネージャーとして後輩の指導や、売り上げの拡大を図りたいと考えております。
関連記事:【営業職】面接対策|よくある質問と回答例(自己紹介・転職理由など)
前職では、事務職としてプロジェクトの進捗管理やコスト管理などを担当しており、3年間で培った経験を活かして、御社のマネジメントポジションで後輩やチームメンバーの育成に注力したいと考えております。
現職では、スケジュール管理能力やマネジメントスキルを身につけることができ、非常に感謝しているのですが、組織の体制上、大規模なチームでのマネジメント経験を積む機会がございません。
そこで、より大規模なチームでプロジェクトを遂行する御社なら、今より広い範囲の裁量と責任を持って仕事に取り組むことができるため、会社や事業にダイレクトな貢献を果たせると自負しております。
私はエンジニアとして、上流フェーズに携わり幅広い業務を経験したいと強く思い御社を志望いたしました。御社では、エンジニアに任される領域が広く、一人ひとりが裁量を持って働き、大きく成長できるとお見受けいたしました。
現職ではサーバーやデータベースに関するスキルを磨くことができ大変感謝しているのですが、受託のシステムの運用・保守をメインとする方針であるため、エンジニアが要件定義などの上流フェーズに関わる機会がありません。
御社に転職し、幅広い業務を経験してスキルを一層磨き、エンジニアのプロフェッショナルになるという目標を達成し、御社の成長に貢献したいと考えています。
type転職エージェントは、求職者に適した求人を紹介するだけではなく、転職で叶えたいことや将来のキャリアビジョンをしっかりとヒアリングした上で、理想の働き方を叶えられるようにサポートいたします。
将来の理想像を明確化し、それに近づくために何を経験するべきか、どのようなスキルが必要かといった具体的なアクションをアドバイスしながら、一緒にキャリアプランを作成していくこともできます。
自分ひとりでは気づけなかった自分の強みやキャリアパスを提案し、応募先の選択肢を広げることも可能です。スキルアップ転職に対して少しでも不安を感じている方は、type転職エージェントにご相談ください。
ここでは、スキルアップ転職に関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答いたします。
「現職ではスキルが身に付かないと思ったから」などとストレートに伝えてしまうと、ネガティブな印象を与えてしまいます。そのため、転職のきっかけとなった退職理由について軽く触れ、応募先企業で実現したいことを中心にまとめると良いでしょう。
給付金を受け取りながら資格の取得を目指したり、スキルを向上させたりできる国の制度もあります。求職支援まで一貫して行われるケースもあるため、習得したスキルを活かせる企業に転職できるでしょう。
しかし、国の支援を受けるには、さまざまな条件をクリアしなければならないので注意が必要です。たとえば、平日13時〜講座を受講しなければならないなど働きながらでは難しい場合もあります。しっかりと支援の概要を確認した上で申請しましょう。
スキルアップを目的とした転職を成功させるためには、今後のキャリアプランを明確にしたり、前職で培ったスキルや経験を応募先企業でどのように生かして貢献するのかをアピールすることが大切です。
type転職エージェントでは、各分野に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みを最大限に引き出し、希望の企業への転職成功をサポートいたします。転職でスキルアップをしたいと考えている方はぜひご相談ください。
転職活動を始める前に気になることをお伝えします
応募書類の作成に役立つコンテンツを取り揃えました
面接で役立つ転職ノウハウを紹介します
IT/Web業界に特化した転職ノウハウをまとめております
営業職に特化した転職ノウハウをまとめております
ハイクラスやエグゼクティブ管理職の転職ノウハウをまとめております
キャリアや仕事に関する転職ノウハウを紹介します
type転職エージェントを通じ転職成功された方へお話を伺いました
積極採用中の企業の方々へ、求める人物像や採用背景を伺いました
あなたの経験や職種に合わせて、キャリアアドバイザーが納得感のある転職を実現するお手伝いをいたします。書類の作成、面接対策、企業との交渉など、意欲的にサポートします。
無料オンラインセミナー
転職ノウハウ
転職相談会・セミナー