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最終更新 : 2024.05.29
「28歳で転職はもう遅い?」「未経験転職は厳しい?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。28歳は、これまでのキャリアやスキルもあり即戦力として評価される一方で、まだ未経験の職種や業界へのチャレンジも可能な年齢です。
そこで今回は、28歳の転職に関する現状やメリット、デメリット、ベストタイミング、成功のポイントなどを詳しく紹介します。
斉藤 淳キャリアアドバイザー部 課長
新卒で自動車ディーラーとして営業を経験したのち、自らの営業としての可能性を広げたいという思いからtype転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転身。自身の経験を生かした的確なキャリアアドバイスで多くの転職成功を導いている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>28歳は、就職から数年が経過し、一定のスキルと経験を積んでいる一方で、まだまだ成長途中であり、次のステップへの挑戦が求められる年齢でもあります。そんな28歳の転職市場の現状を紹介します。
type転職エージェントで取り扱っている求人で、28歳を対象にした求人数を調査しました。社会人3~5年目の求人が増えやすい時期にあるため、28歳を対象とした求人が多い傾向にあります。これは、20代ならではのポテンシャル採用に加えて、経験やキャリアを積んでいるので、即戦力としての需要が増えるためです。求人数の多さを見ると、28歳は転職しやすいということが分かります。
求人数の多さからも分かる通り、28歳の採用ニーズは高いです。これは、企業側が「即戦力」を採用したいと思っているからです。経験を積んで実績を出してきた28歳は需要が高いので、これまでの経験やスキルを活かしてより良い転職先へといった「キャリアアップ転職」がしやすくなります。キャリアの方向性を変えたり、ワークライフバランスを整えたり、転職で希望する働き方を叶えることも可能です。
28歳はキャリアアップ転職はしやすい一方で、未経験転職はどうなのでしょうか。28歳で未経験の職種や業界への転職は遅いのか、厳しいのか知りたい方も多いでしょう。未経験求人動向や転職成功のポイントを紹介します。
type転職エージェントが保有する求人数で年齢別に未経験可の求人を算出しました。全体の求人数に対する未経験求人の割合が一番多いのは、23歳でした。未経験求人の割合は、20代前半が4割、20代後半が3割、30歳になるとさらに少なくなることが分かります。28歳を対象とした求人の3割が未経験求人ですが、対象となる求人数自体が多いので、未経験転職も十分に可能です。ただし、職種や業種によっては未経験採用が少ないところもあるので、希望する職種や業種で未経験可の求人が多いか調べておくと安心です。
28歳は、まだ伸びしろもあり、将来性も期待されているため、ポテンシャルを評価してもらえることもあります。ですが、20代前半のようにポテンシャルとやる気だけではなくて、今まで積み上げてきたキャリアをアピールするといいでしょう。未経験の職種や業界であっても、これまでのスキルや経験は活かせることが多いです。コミュニケーション能力や目標達成のための行動や工夫、業務改善などは、転職先でも活かせるのでアピールしましょう。
また未経験の職種や業種にチャレンジする時は、自己学習や資格取得、スキルアップなど積極的にしてみることも重要です。面接でも意欲の裏付けとしてアピールになります。実際に学んでみることで自分に適性があるかも分かるメリットもあります。
28歳で転職するメリットの一つとして、キャリアアップの可能性が大きいと言えます。一定のスキルや経験が身についていて、専門性も高まっているため、今よりもより良い条件で転職がしやすい年齢です。年収アップやキャリアアップなど、条件や環境を良くした転職が叶いやすいです。さらに、28歳という年齢はまだまだ学びやすい時期であり、新しい職場での新たな知識やスキルの習得が比較的容易であるとも言えます。
20代後半は、自身のライフスタイルを見直す機会も多いので、働き方を変えたい方にはチャンスと言えるでしょう。
28歳では未経験や異業種への転職は厳しいと感じるかもしれませんが、まだ20代としてのポテンシャルも期待されているため、未経験の職種や業種にチャレンジしやすいです。30代になると未経験転職は難しくなるので、未経験の職種や業種に転職したい人にとってはチャンスです。
また結婚や子育てといったライフイベントが増えると、経済的なリスクを取りにくくなる傾向があります。新たな環境では学ぶことも多く、時間が必要になります。ライフイベントを前に未経験の転職ができるというのもメリットです。
「憧れの仕事がある」「今の仕事が合っていない」と感じているのであれば、新たな環境に挑戦するのもいいでしょう。
企業の給与体系によっては、従業員の年齢、役職、職能に応じて給与水準が決まっていることが多いので、現職の年収水準が高いと下がる可能性があります。
また未経験転職の場合は、年収が下がる可能性が高いです。未経験だとポテンシャルの採用になるので年収が下がるケースが多いです。現職の業界や職種の年収水準がかなり低い場合を除いて、年収の維持やアップは難しいため、どれくらいの年収ダウンなら妥協できるか考えておく必要があります。入社後に昇給する可能性がどれくらいあるのかチェックしておくのもいいでしょう。
即戦力採用になるので、応募先の求めるスキルや経験を満たしていないといけません。自分のスキルや経験を考えずに、憧れの企業だから、やってみたい仕事だからといって応募すると、募集要件を満たしていないと判断される可能性があります。
そうならないためには、スキルの棚卸しを行い、企業の求める人材にマッチしていることを応募書類や面接でアピールすることが重要です。
では、どのような人が転職に成功しているのか、28歳で転職に成功する人の特徴を3つ紹介します。
28歳で転職が成功する人の特徴としては、まず自己分析ができていることが挙げられます。自己分析とは、これまでのキャリアやスキルを棚卸しし、スキルや経験、強みや弱みを理解することです。自身に対する理解を深めるとともに、今の仕事に対する理解を深めることも重要です。「どんな仕事が好きか、嫌いか」「現職に感じる不満は何か」「やりがいを感じる瞬間」などを知ることで、自身の仕事に対する価値基準が明確になります。
自己分析ができていると、スキルや自分の価値基準に合った転職先を選ぶことができるため、選考の通過率が高くなったり、入社後のミスマッチが少なくなったり、転職が成功しやすくなります。
自分の強みが分からない、適職が知りたいという方は、転職エージェントを活用するのも1つの方法です。キャリアアドバイザーと面談を行い、強みやスキルの整理を行います。転職市場における自身の価値を知ることもできるので、おすすめです。
28歳はまだまだキャリアの初期段階で、ライフイベントなども控えている年齢です。具体的なキャリアプランを持っていて、キャリアプランに合った転職先を選ぶことで、転職が成功しやすくなります。キャリアプランとは、「これからの人生でどのような仕事をしていきたいか」をプランニングすることを意味します。例えば、「3年後はリーダーになってチームをけん引する存在になりたい。5年後は管理職になってチームの目標達成に貢献したい」といったように、将来のなりたい像を具体的に描くことが重要です。
なぜキャリアプランを考えることが転職に成功するのかというと、面接で必ず聞かれる質問だからです。直接的にキャリアプランという言葉ではなく、「入社後にどうなっていたいのか」「5年後のビジョンについて教えてください」といった聞き方をされることが多いです。面接官は、「本人の希望するキャリアと自社で実現できるキャリアがマッチしているか」を知るために質問をしています。キャリアプランが明確でないと曖昧な表現になってしまったり、ミスマッチと判断されてしまいます。
関連記事:キャリアプランとは? 年代・職業別の答え方・例・考え方
どんな仕事に就いても、どの企業で働くとしても活かせる「ポータブルスキル」があれば、転職市場において高く評価される傾向にあります。ポータブルスキルとは、「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力」と、厚生労働省が定義しています。転職しても活かせるスキルなため、転職市場で評価されやすいです。履歴書や面接の自己PRでポータブルスキルをアピールするといいでしょう。ポータブルスキルがあると、未経験でもアピールになります。
例えば以下のようなものがポータブルスキルです。
28歳だとコミュニケーション能力や課題解決力、業務遂行力は最低限必要なスキルと言えるでしょう。さらにマネジメント能力や部署間などの調整力があるとアピールになります。これらのスキルが身に付くように、日々の仕事で高めていくことが重要です。
28歳で転職を考えたときに、いつ転職するのがベストタイミングか知りたい人も多いでしょう。年間を通していつがいいのか、昇進や結婚などのイベントの前後どちらがいいのか、などさまざまな視点で最適な転職時期を解説します。
1年のうちでどの月が一番有利ということは、ありません。以前は人事異動の多い4月と10月や、賞与を貰ってから退職する人の多い1月と7月が求人の多い時期でした。現在は、通年採用が多く企業が採用したい時に募集をかけて、充足したらやめるというのが一般的なため、年間を通じて求人数に大きな差はありません。仕事の繁忙期を避けて引き継ぎがしやすい時期や転職したいと思ったタイミングなど、自分の都合に合わせて転職の時期は決めてしまって問題ありません。
転職したばかりで次の転職活動をすると、選考で不利になるためおすすめしません。特に入社して1年以内は早期退職とされ、採用担当者から「何か問題があるのではないか」「すぐ辞めてしまうのではないか」といった厳しい目で見られます。
転職活動を始める前に、現職で働き続けることはできないのか、問題を改善するためにできることはなにか、時間をかけて見極めることが重要です。
28歳になると、リーダーや管理職などに昇進する人も多いでしょう。転職のタイミングは昇進の前と後どちらがいいのかというと、マネジメント経験があり、実績を上げてから転職をしたほうが有利と言えます。課長や係長といった肩書が評価されるわけではありません。
昇進を転職活動における有利な材料にしたいなら、少なくとも1年程度はその役職で実績を積んでから転職することをおすすめします。
結婚や出産などのライフイベントも多くなる時期です。特に女性の方は、結婚や出産と転職のタイミングについて、気になることでしょう。まず結婚の有無については、転職活動への影響はありません。既婚だからと言って転職で不利になることはなく、あくまで経験やスキルが評価されます。
出産を考えている場合、転職のタイミングには注意が必要です。転職後1年以内は育休の取得ができない企業もあります。出産後に転職する場合は、時短勤務や急なお休みなど働き方に制限がかかると、採用側の懸念になるので、同じ能力を持った働き方に制限がない人と比較すると、不利になります。ライフプランとキャリアプランを考えておくといいでしょう。type女性の転職エージェントでは、女性のライフイベントを見据えたキャリアの提案を行っています。結婚や出産を意識した転職を考えた際はご相談ください。
在職中に転職する方がおすすめです。働きながら転職活動するのは大変と思われるかもしれないですが、多くの人が在職中に転職活動を行っています。企業も在職中と分かっているので、面接の時間を平日の夜に設定してくれることもあります。繁忙期など忙しい時期ですと、選考の準備に時間が取れなかったり、スケジュールの調整が難しくなるので、繁忙期は避けた方がいいでしょう。
退職してから転職活動をすると、収入が途絶えてしまうため、内定を得るまでに時間がかかると不安や焦りから、十分に検討せずに転職先を決定しミスマッチが起こる可能性があります。また、内定を得るまでに期間が空いてしまうと、キャリアにブランクができてしまうデメリットがあります。
ただし、退職してからの方が準備に時間をかけやすかったり、選考の日程が調整しやすいといったメリットもあります。
28歳は転職しやすい年齢ですが、無計画に転職を進めると失敗してしまうことも。28歳の転職を成功させやすくするためのポイントを紹介します。
関連記事:20代の転職でおすすめな転職方法とは?成功のポイントを解説
転職活動を始める前に、いつまでに転職をしたいのかを決めることが重要です。ゴールから逆算してスケジュールを立てると、今やるべきことが明確になります。一般的に転職活動を始めてから入社までの期間は、約3カ月と言われています。準備に1カ月、選考に1カ月、内定までに引き継ぎ等で1カ月かかるイメージでスケジュールを立てるといいでしょう。
いつまでに転職をするか決めておかないと、転職活動が長引いてしまい、モチベーションの低下や焦って転職先を決めてしまうといったことが起こります。決めた時期までに転職先が決まらなかったら、転職活動を一旦ストップする、希望する条件を見直しするなどの行動も取りやすくなるので、いつまでに転職したいのか明確にしてから、転職活動を始めましょう。
関連記事:転職活動のスケジュールと流れ|かかる期間や事前準備、面接対策などのポイントを解説
せっかく転職するなら、「年収が上がって、残業はなくて、安定した企業で…」と希望の条件がいくつも出てくるのではないでしょうか。ですが、全ての希望を満たす求人に出会うのは難しいのが現実です。条件に優先順位をつけて、必ず叶えたい条件は何か、できれば叶えたい条件は何か明確にすることが大事です。例えば、「年収は500万円以上が必須、残業時間は30時間までなら許容できる、通勤時間は気にしない」など、条件に優先順位を付けておくと、求人を選ぶ際や内定が複数社出た時の基準となります。
転職に失敗する人は、応募先の企業を選り好みする傾向にあります。全ての条件を叶える企業に出会えるのはレアケースで、選り好みをしている間に転職活動が長引いたり行き詰まったりする人は非常に多く、それが失敗の原因になるので注意してください。
転職エージェントは、あなたが希望する業界や職種、スキルに合わせた求人情報を提供してくれるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接の対策など、転職活動全般をサポートしてくれます。また、転職エージェントは多くの企業と直接的なつながりを持っているため、公開されていない求人情報を得ることも可能です。
特に28歳はこれからのキャリアについて悩む時期でもあるので、キャリアのプロに相談できる点もメリットです。「自分に向いている仕事は何か」「キャリアアップするにはどうすればいいか」「マネジメントに進むべきか、スペシャリストを目指すべきか」「ライフイベントを控えたキャリアについて」など、さまざまなキャリアの悩みにキャリアアドバイザーがお答えします。type転職エージェントでは、無料でキャリア相談を行っています。一人のキャリアアドバイザーが担当する相談者を少数に絞っているので、目の前の相手に対してより親身に転職をサポートできます。
ここでは実際にtype転職エージェントを利用し、転職活動をされた求職者の方の感想をご紹介します。
転職回数が多くなると、選考の通過率は低くなる傾向にあります。あくまで一般論ですが、企業側が“普通”と見なす20代の転職回数は1〜2回だと考えてください。20代だと3回から多いという印象になってしまいます。「すぐに辞めてしまうのでは」「何か本人に問題があるのでは」といった採用担当者の懸念を払拭できるような工夫が必要です。
国家公務員は一部を除いて30歳まで受験可能です。地方公務員は自治体によって異なりますが、28歳であれば受験できる自治体は多い傾向にあります。公務員試験は難しいので、一般的に1年ほど勉強をする傾向にあります。
資格があるからといって転職が有利になることはありません。応募条件で必須となっている資格があるのであれば、資格取得をしてからチャレンジすることをおすすめします。
28歳スキルなしでも転職は可能です。自分ではスキルがないと思っていても、実はスキルがあることも多いです。転職エージェントでは、スキルの棚卸しを行い、自分では気づかなかった強みやスキルが見つかることも多いです。
28歳の転職は遅いことも、厳しいこともありません。即戦力でも未経験でも転職市場でニーズの高い年齢です。やりたいことがあればチャレンジをしてみたり、キャリアアップをしてみたり、思い切って転職してみるのもおすすめです。
今後のキャリアについて不安がある、未経験で転職できるか不安といった方は、ぜひtype転職エージェントにご相談ください。28歳の転職支援の豊富な実績をもとに、あなたの転職成功に向けてサポートします。
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