Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点

掲載日 : 2020.07.15最終更新日 :2020.07.15

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点

緊急事態宣言が解除されてからも、「新しい生活様式」の実践や感染防止策の一環として、採用面接をオンラインで行う企業が増えています。初めてWeb面接を受ける人は、「対面の面接とは違ったマナーがあるのだろうか」「オンライン面接ならではの準備は必要になるのか」「話し方や服装は対面の時と同じでいいのか」とさまざまな不安や疑問を抱いているでしょう。そこで本記事では、Web面接でのマナーと注意点を詳しく紹介します。

この記事の監修者
監修者の後藤和弥

後藤和弥キャリアアドバイザー局 局長

総合人材サービス企業で人材紹介・派遣事業の運営、人事に従事。2004年よりtype転職エージェントへ。現在はキャリアアドバイザー部門の統括を務める。

Web面接開始までのマナー

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点-type転職エージェント

Web面接を受けることになったら、事前に準備しておくべきことがいくつかあります。面接中に思わぬトラブルが起こらないよう、次の5つのポイントを事前にチェックして、万全の体制で本番に臨みましょう。

・ポイント1:インターネット接続が安定した場所で行う

インターネット接続が不安定な場所では、Web面接の途中で画像が乱れたり、映像が遅れて届いたり、最悪の場合は完全に止まってしまうこともあります。大事な面接中にこうしたトラブルが起きないように、Web面接はインターネット接続が安定した場所で受けることが大事です。

同じ部屋でも場所によってインターネットのつながりやすさに差があることも多いので、部屋の中で通信環境が安定しているポイントを探してください。無線LANが安定しないなら、有線LANにつなぐなどの事前準備をしておくと安心です。またビデオ通話はデータ通信量を多く使うため、スマートフォンで面接を受ける場合は通信量に余裕があるか確認しておくといいでしょう。

もし自宅の通信環境が悪かったり、自分が持っているデバイスの画質や音質が良くない場合は、転職エージェントで面談ブースを借りることをお勧めします。type転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーに事情をお伝えいただきますと面接の日時に合わせて個室を使えるよう手配しますので、困った時は相談してください。

・ポイント2:背景の映り込みに注意する

Web面接では、本人以外のものが極力映り込まない場所を選んでください。背景が雑然としていたり、生活感のある室内が丸見えになっていたりすると、面接官に良い印象を与えません。壁の前などできるだけシンプルな背景を選ぶようにしましょう。

背景を変えられるツールもありますが、Web面接での使用は避けた方がいいでしょう。事前にカメラテストをして、室内がどこまで映り込むかをチェックしておくと安心です。

部屋は明るくして、画面に映る表情が暗くならないようにすることも大事です。実際の明るさと画面に映った時の明るさにはギャップがあるので、この点も事前のテストで確認しておくといいでしょう。

・ポイント3:アカウント(zoom、スカイプ)を用意する

Web面接では、企業から指定されたツールを使用します。よく使われるツールとしては、SkypeやZoom、Google Meet(ハングアウト)などがあります。アカウントを持っていない場合は、事前に作成しておきましょう。

また普段から利用しているツールの場合、プライベートで使うことを想定してアカウント名やプロフィール画像を設定している人もいるかもしれません。その場合は、企業とのやりとりにふさわしいものに変えることも必要です。例えばZoomでは通話中ずっと画面に名前が表示されますので、ニックネームなどで登録している人は本名に変更しましょう。

・ポイント4:充電を確認する

Web面接中にデバイスの充電が切れてしまうトラブルも起こりがちです。こうした事態を避けるため、パソコンに充電コードがつながっているか、スマートフォンのバッテリー残量は十分かなどをしっかり確認しておきましょう。

・ ポイント5:マイク音量・イヤホンの確認

マイクの音量設定は適切か、音が聞こえないなどの不具合がないかを事前に確認しましょう。事前に音声テストができるツールなら、自分の声が相手に聞こえているか、あるいは相手の声がこちらに聞こえるかをチェックできます。オンライン通話に慣れていない人は、友人や家族に協力してもらい、実際に通話してみるといいでしょう。

また自室の環境によっては、マイク付きイヤホンを使った方が音を聞き取りやすかったり、会話に集中できたりすることがあります。パソコンやスマートフォンの内蔵スピーカーでテストしてみて音質があまり良くないと感じたら、マイク付きイヤホンを試してみるといいでしょう。

Web面接入室時のマナー

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点-type転職エージェント

Web面接を受ける際は、スタート時刻の3分ほど前にオンライン会議室に入室しましょう。時間ぴったりに入室すると、万が一接続トラブルが発生した時に約束の時間に遅れるリスクがあります。Web面接でも対面の面接と同様、遅刻は厳禁ですから、余裕を持って少し前に入室してください。

とはいえ、どんなに準備をしても接続トラブルが発生する可能性はゼロではありません。よって、入室できなかった場合の緊急連絡先も念のため確認しておくことをお勧めします。もし時間になっても接続できなかったら、すぐ緊急連絡先にコンタクトして企業側に事情を説明してください。

Web面接開始までのマナー

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点-type転職エージェント

Web面接が始まってからも、オンラインならではの注意点がいくつかあります。離れた場所にいる者同士がインターネットを介して会話するため、コミュニケーションにおいても対面とは違った配慮が必要です。面接官に与える印象を良くするために、次の4つのポイントを押さえておきましょう。

・ポイント1:話し方

Web面接では、通信速度の関係で声が伝わるタイミングにズレが生じやすくなります。type転職エージェントが企業の採用担当者にアンケートを実施したところ、Web面接で困っていることとして15.5%が「会話の間合いが取りにくい」と回答しました。

よってWeb面接を受ける時は、普段よりも大きめの声で相手に伝わっているか確認しながら話すように心がけてください。通信速度にもよりますが、間合いの取り方としては、「相手の会話が終わったら2拍待ってから話す」くらいのスピードを意識するといいでしょう。面接官が話している時は聞くことに集中し、相手の話がまだ続くのか、それとも話し終わって自分が発言を求められているのかを見極めながら、会話がスムーズに進むように心がけることも大事です。

また大事なポイントを話す時は、声のトーンや話す速度を変えるなどして、抑揚をつけると相手に伝わりやすくなります。志望動機や自己PRなどを準備する際に、「ここは特にしっかり伝えたいから、少しゆっくり話してみよう」などと練習しておくといいでしょう。

・ポイント2:表情

同じくtype転職エージェントが実施したアンケートで、Web面接で困っていることとして最も多かった回答が「相手の表情や温度感が読みにくい」(27.6%)でした。画面越しに顔は見えるものの、やはり対面で直接顔を合わせた時に比べると、相手の表情や雰囲気はどうしても伝わりにくくなります。

そこでWeb面接を受ける時は、相槌や頷きなどのリアクションを大きめにするといいでしょう。自分の態度や感情が相手に伝わりやすくなり、表情が見えにくい分をカバーできます。

特にオンラインでは、相手から何もリアクションがないと、「こちらの話をちゃんと聞いているのだろうか」と話し手が懸念や不安を抱きやすくなります。面接官が話している時は無表情でじっと聞くのではなく、大きめに相槌を打ったり、頷いたりして見せて、「私はあなたの話をしっかり聞いています」というメッセージを伝えるようにしましょう。

・ポイント3:目線

type転職エージェントのアンケートでは、「目線が合わない」(5.2%)という回答も寄せられました。オンライン通信に慣れていないと、どこを見て話せばいいかわからない人もいるかもしれません。

Web面接では、「自分が話す時はカメラを見る」「相手が話す時は画面を見る」が基本です。この2点を実践すれば、相手と目が合っている状態になります。ずっと画面ばかり見ていると、相手から見て常に伏し目がちな状態になるため、暗い印象を与えてしまいます。

ただし採用担当者もまだオンライン通信での目線のやりとりに慣れていないことが多く、相手もずっと画面を見てしまい、こちらから見ると下を向いているように見えることがあります。「面接官が全然こちらを見てくれない」と感じることがあるかもしれませんが、単に相手もWeb面接に慣れていないだけのケースも多いので、面接中はあまり気にせず先ほど挙げた2点の基本を実践することに集中するといいでしょう。

・ポイント4:姿勢

対面での面接と同様、姿勢が悪いと相手に与える印象は良くありません。背筋を伸ばして椅子に座り、その姿勢のまま画面内に胸の上から頭頂部まで映る位置を確認して、パソコンやスマートフォンを固定してください。顔だけがアップで映ると相手に圧迫感を与えてしまうので、上半身全体を見せた方が画面内のバランスが良くなります。可能であれば、目線の高さとカメラレンズの高さを合わせるのがベストです。

とはいえ、自宅の環境によっては上記の対応が難しいケースもあるでしょう。その場合は、面接の開始時に「自宅が狭いため、このような画像で申し訳ございません」といったひと言を伝えると、採用担当者も事情を理解できるのでマイナスの印象にはなりません。

なお、これら4つのポイントをきちんと実践できるか不安な人は、転職エージェントのキャリアアドバイザーにオンラインで事前チェックしてもらうといいでしょう。第三者の目からWeb面接で自分がどう見えるのかを確認してもらい、アドバイスをもらった上で臨めば、本番でも自信を持って振る舞うことができます。

Web面接退室時のマナー

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点-type転職エージェント

面接が終了したら、「ありがとうございました」とお礼の言葉を伝えてお辞儀をし、相手が退室するのを待ちます。オンラインの接続はこちらが先に切るのではなく、企業側に切ってもらうのが基本ルールです。

ただし、しばらく経っても相手が退室しない場合や、面接官が画面の前から消えたのに接続がそのままになっている場合は、「それでは失礼いたします」と念のためひと声かけた上で、こちらから通信接続を切っても問題ないでしょう。

Web面接における服装・髪型のマナー

Web面接(オンライン面接)のマナーと注意点-type転職エージェント

Web面接での服装・髪型のマナーは、対面での面接と変わりません。男性の場合はビジネススーツ、女性の場合はスーツやジャケット着用が基本です。企業から指定がない限り、自宅だからといってラフな格好をしていいわけではないので注意してください。

カメラに映るのが上半身だけだからといって気を抜かず、全身の服装を整えて臨みましょう。面接中に何かイレギュラーなことが起こった場合、立ち上がったり動いたりする可能性はゼロではないので、下はジーンズやパジャマのままというのは危険です。

たとえオンラインでも、清潔感はとても重要です。スーツやシャツがシワになっていないか、袖口が汚れたり擦れたりしていないか、シャツの第一ボタンをきちんと留めているかなど、服装の乱れがないか事前に鏡を見てチェックしてください。

また、背景と同色の服装は避けた方が無難です。カメラテストをした時に顔色が暗く映っていたら、照明の位置を調整して明るく見せる工夫をしてください。 女性は普段より少しだけチークを厚めにすると、画面に映った時の顔色が良く見えます。

髪型は男女ともに、おでこを出すスタイルがお勧めです。額が前髪で隠れていたり、髪が目にかかっていたりすると、表情が見えにくくなり暗い印象を与えるからです。おでこを出すだけで、面接官に与える印象はぐっと明るくなります。特にオンラインでは表情が伝わりにくいので、顔まわりが隠れないようにすっきりした髪型が適しています。

まとめ

Web面接では対面とは異なる準備や配慮が必要となります。また対面とオンラインでは、相手に与える自分の印象が変わってしまうこともあります。こうした従来の面接との違いを理解し、オンラインで相手から自分がどう見えるかを事前に確認しておけば、初めてWeb面接を受ける人の不安も解消されるはずです。自信を持って本番に臨むためにも、Web面接ならではのマナーと注意点をしっかり把握しておきましょう。

  • まとめ
    1. ◆Web面接開始までのマナー
      ・面接当日にトラブルにならないように事前の準備を行うと安心。
      ・インターネット環境が安定しているか、背景の映り込みがないか、アカウント名や写真が適切か、充電できているか、マイクや音量に問題がないかなど確認しておく。
    2. ◆Web面接入室時のマナー
      ・面接開始時間の3分前までに入室しておく。
      ・当日万が一のトラブルの際にすぐに対応ができよう緊急連絡先を確認しておく。
    3. ◆Web面接開始後のマナー
      ・普段よりも大きめの声で抑揚をつけて話す。
      ・間合いの取り方としては、「相手の会話が終わったら2拍待ってから話す」くらいのスピードを意識する。
      ・相槌や頷きなどのリアクションを大きめにする。
      ・目線は「自分が話す時はカメラを見る」「相手が話す時は画面を見る」を意識する。
      ・背筋を伸ばして椅子に座り、上半身全体が画面に映るような姿勢で臨む。
    4. ◆Web面接退室時のマナー
      ・企業側に切ってもらうのが基本ルール。
      ・しばらくしても接続が切られない場合は、「それでは失礼いたします」と念のためひと声かけた上で、接続を切りましょう。
    5. ◆Web面接における服装・髪型のマナー
      ・対面での面接と変わりません。全身の服装を整えて臨みましょう。
      ・清潔感が伝わるように意識しましょう。
      ・カメラに映る顔が暗い場合は照明等で調整する。
      ・髪型は表情が見えるように意識しましょう。

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