26歳の転職市場価値は？ やりたい仕事が分からない人でも転職成功する方法

最終更新 :2024.7.23

type転職エージェントにご相談いただく方から「大したスキルや資格も持っていないので自信がない、かといって転職が遅くなって後悔するのも怖い」とお話いただくことがあります。このように「なんとなく今の仕事が合わないと感じているが、何がしたいのかはよく分からないまま、行動に移せないでいる」26歳の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、26歳の転職市場価値について解説していきます。26歳の転職のメリット・デメリット、転職して何がしたいか分からない場合の対処法についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事の監修者

加藤 美季エキスパートキャリアアドバイザー

ブライダルジュエリーの販売と店舗の店長を経験。モノではなく、個人の提案力が試される職業に挑戦したいという想いから、「type転職エージェント」キャリアアドバイザーに。現在では営業職経験者を中心に、転職者に「寄り添ったカウンセリング」をモットーに転職希望者に向き合っている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>

1. 【結論】26歳は転職しやすい年齢
2. 26歳で転職するメリット
3. 26歳で転職するデメリット
4. 転職して何がしたいか分からない場合の対処法
5. 26歳の転職を成功させるポイント
6. 26歳の転職でよくある質問
7. 26歳の転職ならtype転職エージェントがおすすめ
8. まとめ

結論、26歳は転職しやすい年齢で、転職市場価値が高いといえます。

26歳は、一定の社会人経験も積んで次のステップアップとして、転職を検討する人が増えるタイミングです。また、26歳は社会人としてのビジネスマナーや各職種のテクニカルなスキルも備わっているため、企業からのニーズも高いので、転職難易度も他の年代と比較しても低いといえるでしょう。

26歳は未経験転職にもチャレンジできます。社会人の中では年齢が若く、順応性が高いのが26歳をはじめとした20代の特徴です。そのため、業界や職種によっては、26歳の未経験採用に積極的な企業が多いといわれています。自身のポテンシャルの高さをアピールできれば、新しい仕事にチャレンジできる可能性が高いです。そういった点でも、26歳は転職しやすい年齢といえるでしょう。

とはいえ、年齢が上がれば上がるほど、企業は求職者に対して「即戦力としての成果」を期待します。そのため、30代以降の未経験転職は非常にハードルが高いといわれており、もし「やってみたい仕事がある」という方は、早めの転職をおすすめしています。

26歳が転職を考えるきっかけや悩み

実際にtype転職エージェントの転職相談で上がった、26歳の方が転職を考えるきっかけや悩みの一例をご紹介します。

さまざまな理由がありますが「職場環境」「仕事とのミスマッチ」「給料給与・待遇」などに対する不満や不安が、26歳で転職を考えるきっかけになりやすいようです。社会人になって3年以上経ち、ある程度業務にも慣れたことで、自分が仕事や職場環境に合っていないと気付きやすくなるのかもしれません。

ここからは26歳で転職するメリットを解説します。転職にあたって「失敗したらどうしよう」と不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

これまでの経験を評価してもらえる

26歳は、大卒は約4年間、高卒は約8年間会社に勤めた経験を評価してもらえます。一定の社会人経験があるからこそ、ビジネスにおいて必要な基本的なスキルや、各職種でのテクニカルスキルがあると企業は考えているのです。

type転職エージェントにある求人でも、募集要項に「○○の経験が3年以上」と記載されているものがあります。26歳はそういった求人にも応募できるので、選択肢の幅が広がり、転職成功率を上げられるでしょう。

未経験転職にチャレンジできる

前述したように、26歳は年齢も若く、ポテンシャルが評価されれば未経験転職も可能です。しかし、中には「未経験だとキャリアがゼロからになってしまうのでは……」とデメリットに感じる方もいらっしゃるかと思います。

26歳で未経験転職でも、その後数年間でしっかりと経験を積められれば、30代で戦力プレイヤーやマネジメントのキャリアを選べる可能性が高いです。

つまり、早めに行動しておけばしておくほど、将来的に自分がやりたかった仕事で活躍できるでしょう。

転職で年収アップが狙える

昇進や昇給のペースや評価方法は、企業や業界によって異なります。とくに年功序列制度が採用されている企業で働いている方であれば、20代の内は大幅な年収アップが難しいでしょう。

ある程度のスキルがあり、加えて「人材不足な業界・職種」「年収水準の高い業界・職種」であれば、現在の年収よりも高く採用してもらえる可能性があります。企業に採用メリットがある、優秀な人材であることをしっかりとアピールしましょう。

ただ、未経験の場合は転職で年収アップを実現することは難しいといわれています。なぜなら、未経験の場合、即戦力としての成果が出せないことや、研修などの教育投資が必要になるため、年収を高く設定することができないからです。そのため、転職を検討する際は「未経験転職」か「給料アップ転職」か目的を明確にするようにしましょう。

26歳の転職はメリットがある一方で、デメリットもあります。デメリットも把握したうえで、転職をするか検討してみましょう。

経験不足で採用してもらえない可能性がある

専門的なスキルが求められる職種の場合、経験が重視されやすいので、経験値が比較的浅い26歳は応募基準や採用基準に足りないことがあります。

たとえば、ITエンジニア向けの求人の場合「開発経験が〇年以上」など、詳細な応募基準が設けられていることが多いです。新卒から経験を重ねていれば問題はありませんが、未経験でチャレンジしたい場合は、応募基準を満たせていないので採用してもらえる可能性はかなり低いでしょう。

他にも、マーケティングは未経験転職で人気の職種の一つですが、マーケティングは知見の深い経験者の方が優遇されやすいです。また、採用枠自体も営業職などよりも少ないため、経験がないと転職ハードルはかなり高いでしょう。

転職回数が多いとマイナスイメージになる可能性がある

26歳の時点ですでに複数回の転職経験があると、企業側に「長期就業が難しいのかな？」「採用しても、またすぐ転職してしまうのでは？」と思われる可能性があります。

もちろん、「会社が倒産した」「上司からパワハラを受けた」など、転職をせざるをえない場合は、その背景を選考で伝えられれば問題ありません。ただし、「人間関係が悪かったから」「仕事が合っていなかったから」といった内容を転職理由で述べるのは危険です。なぜなら、実情を知らない第三者の企業側は、本当にそうだったのか判断が出来ませんし、「主観が入りすぎていないか」と不信感を持ってしまい、選考にマイナスな影響が働くのは免れないでしょう。

冒頭でお話ししたように、「転職して何がしたいか分からない」という方は多いと思います。この状態を継続してしまうと、なかなか行動に移せなかったり、せっかく転職しても「なにか違う」と後悔してしまうケースは多いです。

そこで本項では、「転職して何がしたいか分からない場合の対処法」を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

キャリアプランを考える

まずはこれからのキャリアについて考えてみましょう。キャリアプランとは、「これからの人生でどのような仕事をしていきたいか」「それにはどんなスキルやプロセスが必要か」を考えることです。

はじめに現状の自己分析から行います。これまでにどのような業務を行ってきたか、その中でどのような実績を上げてきたか、それらの経験を通して何を得られたか、振り返ってみて整理をしましょう。この作業を行うことで、自分の強みや弱みも把握できます。

現状の整理が終わったら、つづいて「将来なりたい像」を具体化します。「年収1,200万円以上稼ぐ」「営業部長になる」「独立し、フリーランスのエンジニアとして活躍する」など、職種や役職、年収などさまざまな観点から目指したい将来像を考えてみましょう。

目標が決まったら、それを実現させるために必要なスキルや経験も考えます。たとえば「独立し、フリーランスとして活躍する」という将来像の場合、「高いエンジニアスキルだけでなく、顧客獲得手法や経費について知識が必要になる」など、要素を洗い出していきましょう。

最後に、現状と将来像の差をどのようにして埋めていくかを考えていけば、キャリアプランは完成です。理想像や自分の強みが明確になれば、自然と何がやりたいか分かってくるでしょう。

関連記事：キャリアプランとは？ 年代・職業別の答え方・例・考え方

知人や家族に相談してみる

知人や家族に相談してみるのも一つの手です。多くの場合、それぞれが異なる仕事についていることから、自分にはない視点を持っていたり、他の業界・職種についても知ることができます。

とはいえ、相手はあなた自身のことをよく知っているがゆえに、主観が入ったアドバイスをしてしまう恐れも。すべてを鵜吞みにするのではなく、あくまで参考程度に受け取ると良いでしょう。

関連記事：転職の相談は誰にすればいい？おすすめな相談先と注意点を解説

転職エージェントにキャリア相談をする

転職エージェントにこれからのキャリア相談をするのもおすすめです。転職エージェントはこれまでに多くの求職者とキャリアカウンセリングを行ってきているキャリアのプロです。また業界や職種にも精通しているので、これらの経験や知見を活かし、最適なキャリアアドバイスをしてくれるのがメリットといえます。

また、転職エージェントへのキャリア相談は無料でできるので、気軽に相談できます。相談後、転職活動をしなかったとしても、キャンセル料などの費用が発生することも一切ないので、「自分でキャリアプランを考えられない」「プロ視点でアドバイスが欲しい」という方は、転職エージェントにキャリア相談をしてみましょう。

関連記事：キャリア相談（キャリアカウンセリング）とは？メリットや注意点を解説

関連記事：【20代向け】キャリアを考えるメリットとおすすめの相談先を解説

26歳は転職しやすい年齢ですが、準備をしないで転職活動を進めると失敗する恐れも。ここでは、26歳の転職を成功させるポイントを解説していきます。

自分のスキルに合った求人に応募する

いくら26歳が転職しやすいとはいっても、企業が求めるスキルや経歴を満たせていないと選考は通過できません。

自分のスキルを把握したうえで、合う求人を探しましょう。スキルの把握方法としては、これまでに自分が行ってきた業務内容や、そこで得たスキル・資格などを洗い出して整理するのがおすすめです。ただ、整理をしてみたがスキルがよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、転職エージェントと一緒にスキルの棚卸をするのがおすすめです。転職エージェントは、転職市場でニーズの高いスキルについてのノウハウが豊富なので、棚卸した情報の中から、あなたならではのスキルを見つけ出してくれるでしょう。

企業研究を徹底して行う

転職で実現したい軸が「人間関係が良好な企業」「働く環境が整っている」という場合、企業研究は非常に大事です。求人票では、ポジティブな記載はあってもネガティブな記載は書かれていないのが普通だからです。

長く働けるかどうか判断するために、口コミサイトで実際に働いた人の投稿を確認したり、SNSをチェックしたりと、多面的に情報を集めることが重要になります。また選考が進んでいれば、企業によってはお願いをしたら、実際に働くオフィス訪問や、働いている社員の方と面談の機会を設けてくれるかもしれません。

時間がない場合は、転職エージェントに企業情報を提供してもらうのも一つの手です。

面接対策を入念に行う

とくに初めての転職の場合、面接対策は非常に重要です。「面接なら就職活動の時にも経験しているから大丈夫なのでは」と思う方もいるかもしれません。しかし、転職活動と就職活動の頃に聞かれる質問はまったく異なります。

これまでの、業務経験や、転職理由、今後のキャリアの展望など、中途採用ならではの質問をされることが多いです。きちんと受け答えできるか、準備ができているか、面接経験が豊富な採用担当者はすぐ分かります。逆にできていないと「熱量が感じられない」「志望度が低いんだな」とマイナスなイメージを与えてしまうのは間違いないでしょう。

よくある質問は決まっているので、最低でもこの質問項目はスムーズに答えられるよう練習しておきます。その他にも、その企業ならではの質問がある場合の対策として、転職エージェントに傾向を聞いたり、模擬面接を実施してもらうと安心です。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用すれば、転職活動におけるあらゆるフェーズをサポートしてもらえるので、26歳の転職成功確率をさらに上げられるでしょう。

転職エージェントとは、求人企業と求職者双方の希望を把握して、両社にとって最適なマッチングを提供するサービスです。企業と日頃から密に連携を取っているからこそ、転職エージェントしか知らない独自の企業情報を持っていることがあります。「自分とマッチした企業を知りたい！」「転職が上手くいくか不安なのでサポートが欲しい」という方に、転職エージェントの利用は非常におすすめです。

転職エージェントの主なサポート内容は以下の通りです。

転職エージェントサービスは無料で利用できます。キャリアカウンセリングの後や、選考途中に「やっぱり転職を辞めたい」「サービスを変えたい」となっても、キャンセル料などは一切発生しないので安心です。転職相談だけでも大丈夫なので、気になる方はぜひ気軽に登録してみてくださいね。

資格もスキルもありませんが転職できますか？

問題ありません。もちろん、選考でアピールできるスキルがないと、企業に採用したいと思ってもらえませんが、実は自分では気づけていないだけで、客観的にみたらスキルであることは多いです。

「スキルがなくて不安」という方は、転職エージェントに登録してスキルの棚卸から始めてみましょう。

26歳で転職回数が2回以上だと不利になりますか？

不利にはならないでしょう。しかし、採用担当者からは面接で「なぜ転職回数が多いのか」と質問される可能性は高いです。

きちんとした理由があれば問題ないので、事前準備をしっかりと行い、答えられるようにしておきましょう。

type転職エージェントは、サポート開始から25年以上で20代の転職サポートに強みを持っているのが特徴で、年間13,000人以上の20代の方とキャリアカウンセリングを行っています。

丁寧なキャリアカウンセリングや、スキルの棚卸、面接対策に定評があるので、初めて転職される方や、転職に不安を感じている方にもおすすめです。

type転職エージェントでは「20代初めての転職相談会」「今後のためのキャリア相談会」を実施しています。気になる方はぜひ申し込んでみてくださいね。

type転職エージェントの転職相談を体験した26歳の口コミ・評判

「大本命の選考に向けて、事前に対策の時間をとってくださったのがすごくありがたかったです。また、type転職エージェントの選考がすべて終了した後でも、相談パートナーのような存在で寄り添ってくださったのが心の支えでした」
（26歳女性　営業）

＞＞担当キャリアアドバイザーのプロフィールを見る

「応募するか否か、どの職種にするのか、このはじめの段階でかなり不安や悩みがあったのですが、キャリアアドバイザーの方が5分10分だけでもお電話する時間をすぐ確保してくださったので、その時感じたことをご相談できたのがとても助かりました」
（26歳女性　販売職）

26歳は一定の社会人経験を経て、転職を考えはじめる人が多いタイミングです。また、スキルや社会人としてのビジネスマナーなども備わっているので、企業からのニーズも高いといわれており、転職しやすいといっても過言ではないでしょう。

しかし、職種や業界によっては経験不足で採用してもらえない可能性があったり、転職回数が複数回あるとマイナスイメージになるなど注意点もあります。

「転職して何がしたいか分からない」という方は、今回紹介した対処法を参考にして、自分の目指したいキャリアを考えてみましょう。type転職エージェントでは、転職だけでなく中長期のキャリア形成からお手伝いが可能です。サービスの利用は無料なので気軽にご登録ください。