【20代向け】キャリアを考えるメリットとおすすめの相談先を解説

最終更新 : 2024.2.29

【20代向け】キャリアを考えるメリットとおすすめの相談先を解説-type転職エージェント

20代半ばになってくると、転職経験者が増えてきます。それを見て、自身のキャリアについて考え始める方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は20代の方に向けて、キャリアとは何か、なぜ20代のうちにキャリアを考えるべきなのか、おすすめのキャリア相談先などを紹介します。

この記事の監修者
監修者の斉藤 淳

斉藤 淳キャリアアドバイザー部 課長

新卒で自動車ディーラーとして営業を経験したのち、自らの営業としての可能性を広げたいという思いからtype転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転身。自身の経験を生かした的確なキャリアアドバイスで多くの転職成功を導いている。 監修者プロフィールを詳しく見る >>

キャリアとは?

キャリアとは?-type転職エージェント

厚生労働省の定義では、以下のように記載しています。

「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念として捉えられる。

(引用)平成14年7月、厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書

キャリアに関連する言葉がいくつかあるので、それぞれ詳しく解説していきます。

キャリアプランとは

キャリアプランとは、「将来どのような仕事や働き方をしたいか」を計画することです。これまで日本企業の主流だった終身雇用制度や年功序列が廃止されつつあり、新卒で入社した会社で定年まで働き続ける人は減少しています。このような時代の変化とともに自律的にキャリアを考える必要性が生まれ、キャリアプランを設計する人が増えてきています。

転職面接でもキャリアプランについてよく聞かれます。そこでは、キャリアプランという言葉は使わず、「1年後、5年後、10年後にどうなっていたいか」といった聞き方をされることが多いです。この場合、「自社で実現できるキャリアと本人が思い描くキャリアにズレはないか」を見極めるために聞きます。

キャリアプランの考え方について詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事:キャリアプランとは? 年代・職業別の答え方・例・考え方

キャリアパスとは

キャリアパスとは、目指すキャリアに向けて、どのようなステップをどのような順序で踏んでいくのか。そのプロセスを示したものを指します。近年は、社員がどのようなキャリアをたどっていくべきかの基準やスキルを明示し、昇進を決定する「キャリアパス制度」を設ける企業が増えています。

キャリアパスを明確にすることで、自分自身のキャリアについて考える良い機会になり、高い意欲や目的意識を持って仕事に取り組むことで、成果につながりやすくなるのがメリットです。キャリアパスについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事:キャリアパスとは? 考え方や描き方、具体例を詳しく紹介

キャリア相談とは

キャリア相談とは、キャリアに関する知識やキャリア形成支援の経験を有する第三者が、職業選択やスキルアップなどの相談やアドバイスを行うことです。キャリア相談を実施しているところは、学校、就労支援センター、行政機関、転職エージェント(人材紹介会社)、民間企業など多岐に渡ります。相談費用は無料の場合と有料の場合があり、公的機関や転職エージェントでは無料でキャリア相談を実施しています。

キャリア相談について詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね。

関連記事:キャリア相談(キャリアカウンセリング)とは?メリットや注意点を解説

20代がキャリアを考えた方が良い理由

やりたい仕事に挑戦できる

転職市場において、業務経験がなくてもポテンシャルで採用してもらえるのは20代までがほとんどです。30代以降になると、企業は即戦力を期待しており、業務未経験で採用されるのはかなりハードルが高いといわれています。

もちろん、キャリアプランの変更は可能ですが、「未経験の業界・職種に挑戦」というのはキャリアを重ねれば重ねるほど難しいです。後悔のないキャリアを送るためにも、20代のうちにキャリアプランを考えることをおすすめしています。

目標に向かって行動しやすくなる

キャリアプランが早い段階で決まれば、目標達成に必要なスキルアップ方法が分かり、早めに着手できます。そうすれば、最短で自身の望むキャリアを実現できるでしょう。

例えば、30代で「この仕事をやってみたいから転職したい」と思っても、手遅れになってしまう可能性が高いです。しかし、20代のうちにキャリアを考えておけば、「30代以降で○○職で活躍するには、20代半ばまでには転職した方が良い」と逆算して行動ができるようになります。

逆にキャリアプランが定まっていないと、あまり関連性のない技術や知識に手を出してしまったり、自分の専門性が分からなくなったりと、「寄り道状態」になってしまいやすいです。結果、キャリア実現が遠のいてしまう恐れも。社会人は、プライベートで結婚や出産、子育てなどもあり、スキルアップの時間を捻出するだけで一苦労です。

キャリアを効率良く実現するには、早い段階でキャリアプランを明確にさせておいた方が良いでしょう。

転職に役立つ

前述したように、転職の面接ではキャリアプランについて聞かれることが多いです。キャリアプランを考えていないと、つい「業界で活躍する人材になる」「世界で羽ばたきたい」といった抽象度の高い回答になりがち。そうすると、「そのために何をするか」と問われた際に具体的な回答ができず、「キャリアプランをしっかり描けていない人だな」というマイナスな印象を与えてしまいます。

逆に自分が描いたキャリアプランに対し、今の自分に何が足りないかも回答できると、達成に向けて行動できる人物として評価されるでしょう。

また、キャリアプランが決まっていれば転職の応募求人の選定軸も定まりやすいというメリットがあります。中途採用の求人は多く、その求人が自身にとって最適かどうか判断するのは意外と難しいです。しかし、キャリアプランがあれば、譲れない条件や、スキルアップに必要な環境などが明確なので、スムーズに求人を選ぶことができます。

このようにキャリアプランを立てることは転職におけるメリットが多いので、しっかりと考えた方が良いでしょう。

20代でキャリア相談をするメリット

20代の場合、社会人経験も浅いためキャリアの可能性や自身の市場価値を十分に理解できていない方が多いです。キャリアプランは、現在のスキルや経験をもとに考えていきますが、社会人経験が少ないと、自分のキャリアを高く評価してしまったり、逆に低く評価してしまうことも。誤った認識でキャリアプランを設計してしまうと、失敗する可能性が高いです。

キャリアのプロに相談し、第三者視点でスキルや経験を評価してもらえば、実現可能性の高いキャリアプランの設計ができます。それだけでなく、自分では気づけなかったキャリアの可能性を提示してもらえることも。

上記の点も踏まえ、20代の方にはプロにキャリア相談してみるのをおすすめしています。

20代でキャリア相談をするなら転職エージェントがおすすめ

-type転職エージェント

前述したように、キャリアの相談先はいくつかあります。その中でも20代の方におすすめの相談先は転職エージェントです。その理由は以下の通りです。

理由①:第三者視点でアドバイスがもらえる

そもそも転職エージェントとは、求人企業と求職者双方の希望を把握して、両者にとって最適なマッチングを提供するサービスです。これまでに多くの求職者の転職支援を経験してきたことから、キャリアの知見が豊富なのが強みです。

転職エージェントでは、はじめにキャリアカウンセリングを行います。キャリアカウンセリングとは、経験やスキルの整理を行ったり、今後のキャリアに対する不安などを相談する機会です。このカウンセリングを通して、自分では気づけなかった強みや可能性を教えてもらい、キャリアプランを設計できます。

プランニングのサポートだけでなく、キャリア実現に必要な行動まで一緒に考え、アドバイスをしてくれるのが転職エージェントのメリットです。

理由②:転職に有益な情報を提供してもらえる

キャリア相談をしてみて、いざ「転職しよう」となった場合、相談内容を踏まえた情報を提供してもらえるのも大きなメリットです。転職エージェントから得られる情報は、職種や業界、企業に関する詳しい情報、転職市況など多岐に渡ります。

転職活動をスムーズに進めるには情報量は必須です。また、情報提供以外にも転職エージェントではあらゆるフェーズで手厚いサポートをしてくれます。転職はやらなくてはならないことが色々あるため、転職エージェントを有効活用すれば、初めての転職でも内定率を高められるでしょう。

転職エージェントの主なサポート内容は以下の通りです。

  • ・ 求人紹介
  • ・ 書類添削
  • ・ 面接対策
  • ・ 企業とのやり取り代行
  • ・ 内定後フォロー

もちろん、転職エージェントにキャリア相談をしたからといって、必ず転職しなければならないということはありません。実際に、type転職エージェントでキャリア相談をされた方の中には、結果的に「転職せずに現職でキャリアを築いていく」と決断された方もいらっしゃいます。

キャリア相談での注意点

キャリア相談は、今後のキャリアを決める重要な機会です。ここでは、キャリア相談を失敗に終わらせないためにも、相談時に注意しておきたいポイントについて解説していきます。

本音で話す

初対面ということもあり、「スキルもないのに……」「こんなこと言ったらおかしいと思われないか」と、自信を持てず、相談相手であるキャリアアドバイザーに対して本音を話せないという方は多いです。

しかし、本音を伝えておかないと、キャリアアドバイザーが誤った認識を持ってしまいます。そのままだと、本来は向いていないキャリアを提案されるかもしれません。求職者の本音を聞いて、実現が難しいなどと判断した場合でも、キャリアアドバイザーがきちんと理由を説明した上で別の提案をしてくれます。また、相談内容がそのまま企業に伝わることは無いので安心して本音を伝えましょう。

経歴詐称や虚偽の情報を伝えない

キャリア相談で経歴詐称や虚偽の情報を伝えないようにしましょう。

なぜなら、転職エージェントはキャリア相談を通して得た情報をもとに、求職者の強みやスキルなどを、面接前に企業に対し推薦文として提出しているからです。もし、経歴詐称や虚偽の情報を伝えていた場合、企業からすると「聞いていたのと違うな」と疑問に感じてしまいます。

それだけでなく、内定を得て入社してから経歴詐称等が発覚してしまうと、最悪の場合解雇処分になる可能性もゼロではありません。

後のトラブルを回避するためにも、キャリア相談では経歴詐称や虚偽の情報を伝えないように気を付けましょう。

キャリア相談を体験した20代利用者の口コミ・評判

type転職エージェントでは、「現職での行きづまりや自身の市場価値について不安や悩みがある」「キャリアの方向性が定まっていない」といった方に向けてキャリア相談を実施しています。

今回は、実際にtype転職エージェントのキャリア相談の体験者の口コミを紹介していきます。

キャリアカウンセリング体験談②

「最初のカウンセリングから、内定後まで、親身にご対応して頂き、気持ち的に助けられたことが多々ありました。初めての転職で不安がたくさんありましたが、無事やりたいことができそうな会社に転職できて良かったです」

(28歳女性 専門職)

>>担当キャリアアドバイザーのプロフィールを見る

キャリアカウンセリング体験談②

「カウンセリングで、とにかく寄り添って考えてくれているのが分かる対応でした。また選考が進む中で難しい選択をする場面がありましたが、本音ベースでお話をしていただけたので、しっかりと決断できました」

(28歳男性 Webマーケティング)

>>担当キャリアアドバイザーのプロフィールを見る

まとめ

昨今、年功序列制度や終身雇用制度の衰退によって自分でキャリアを考え、実現していく方が増えています。ポテンシャルが高く、やりたい仕事に挑戦できる、またキャリア実現に向けた行動に早く取り組めるといった点で、20代のうちにキャリアプランを設計しておいた方が良いでしょう。

20代の場合、社会人経験も少なかったりとキャリアプランを考えるのが難しいため、キャリアのプロに相談することをおすすめしています。転職エージェントであれば、キャリア相談〜内定までサポートをしてくれるので、初めての転職の方にもおすすめです。

type転職エージェントでは20代初めての転職相談会今後のためのキャリア相談会を実施しています。気になる方は是非申し込んでみてくださいね。

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