【2023年下半期】コンサルティング業界の転職市場トレンド

最終更新日 : 2023.08.22

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リクルーティングアドバイザー
川島達矢

15年以上にわたり、一貫して人材業界に従事。企業担当チーム複数のマネジメントを経て、現在はIT業界の求人企業を担当するクライアントサービス部の部長。IT・Web、コンサルティング業界を得意とする
この記事の目次
  1. コンサルティング業界の採用ニーズの変化
  2. コンサルティング業界で「今」高く買われるスキル・経験は？
  3. 転職でコンサルティング業界を目指す場合のおすすめスケジュール

コンサルティング業界の採用ニーズの変化

コンサルティング業界での主な採用ニーズはIT人材となっており、その採用意欲は相変わらず高い状態が続いています。

昨今、どの業界でもDXが叫ばれており、そうした企業を顧客に持つコンサルティング企業では特にIT人材の確保が急務となっていることが背景にあります。

2023年下半期も活発な採用を続けているコンサルティング業界ですが、中でもセキュリティ領域の人材の採用を強化する傾向が見られます。
IoTや5G、ChatGPTなどの登場でビジネスを取り巻く環境はめまぐるしく変化しており、その都度発生するサイバーセキュリティやルール整備に関してコンサルティング依頼が増えているためです。

コンサルティング業界で「今」高く買われるスキル・経験は？

前述した通り、今はセキュリティ領域の経験者のニーズは高まっています。ハイレベルなセキュリティ案件の経験はなくても、「より高度なものをやりたい」「社内で一番の経験者になってしまった」という方は、コンサルティング会社へのステップアップが叶いやすい状況と言えるでしょう。

また、アジャイル開発の経験があるエンジニアを採用したいと考えるITコンサル企業も増えている印象です。

転職でコンサルティング業界を目指す場合のおすすめスケジュール

コンサルティング業界全体で採用ニーズは高止まりしているため、全体的には不利な時期はないと言えそうです。ただし、2022年に未経験層の採用を強化した一部の企業では、今年は育成に力を注ぐために新規の未経験者採用を抑えている傾向も見られます。

この流れは、新卒や若手層の採用が充足した企業に順次拡大していく可能性もあるため。未経験からコンサルティング業界を目指す場合は、なるべく早く動くのがベターかもしれません。

ただし、下半期は多くの企業にとって「4月入社の新卒採用が落ち着く時期」。人事担当者が中途採用にパワーを掛けられるようになる分、若干ではありますが、選考の進み具合はスムーズになるかもしれません。

来年以降も売り手市場は変わらない見通しです。

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目次

  1. コンサルティング業界の採用ニーズの変化
  2. コンサルティング業界で「今」高く買われるスキル・経験は？
  3. 転職でコンサルティング業界を目指す場合のおすすめスケジュール
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