友人と起業しましたが、担当業務が芳しくなく、転職してやり直したいと考えています。こうした状況での転職は不利でしょうか?

転職市場2015年6月1日 33歳・企画営業

失敗そのものは、それほど不利な要素にはなりません。

ただ、「事業に失敗した」というのは、あくまで転職を考えたキッカケであって、転職理由にはならないということを覚えておいてください。「失敗したから転職したい」という人物を採用したいとは、誰も思いませんよね。

「次はこうしたい」「こういう経験を積みたい」などの前向きな発想から、転職理由を考えてみてください。そこから、「起業ではなく、もう一度組織の中で●●を身につけたい」といった積極性を伝えることができれば、起業した経験、そこでの苦労、失敗さえも、有益なキャリアへと転換できるはず。

大切なのは、「壁」にぶつかった時にどう対処し、どんな行動をとったか、ということ。まずはご自身のこれまでの行動を振り返って考えて、失敗経験から何を学び、次はどうしたいかを語れるようにしましょう。転職には「前向きな発想の転換」が不可欠なのです。

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