サーバーエンジニアの職務経歴書の書き方

サーバーエンジニアとしての技術スキルを明確に示し、使用した技術（例えばLinux, Windows Server, AWS, Azure等）とその経験年数を具体的に記述します。プロジェクト経験は成果と貢献度を中心に、具体的な数字や改善結果を用いて効果を強調すると良いでしょう。例えば、サーバーの稼働率向上やレスポンスタイムの短縮など、具体的な成果を記述します。また、チームでの役割やリーダーシップを示すことで、協調性や管理能力のアピールにもつながります。エンジニアとしての解決策提供能力や、新しい技術への適応力を示す事例を入れると、技術的な適応力と成長意欲をアピールできます。

IT・Web

内山駿介

プロフィール

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職　務　経　歴　書

××××年×月×日現在
氏名：○○　○○

－職務要約－

私は××卒業後、株式会社○○○に入社し、サーバーエンジニアとしてサーバー設計、構築、運用、保守を担当していました。顧客の要望とセキュリティ対策を意識した設計を心がけています。その後、株式会社○○○に転職し、ビジネスアプリケーションを中心にサーバーエンジニアとして、設計、構築、運用などに従事しています。現在は、プロジェクトリーダーとして〇名のマネジメントをしながら、プロジェクト管理も担当しています。

－職務経歴－

■ 20××年4月　～　20××年10月
株式会社○○○
事業内容：主に業界大手企業を中心に、システム開発に従事

期間	業務内容	担当業務/開発環境	役割/規模
20××年4月～ 20××年10月（○年○ヶ月）	教育機関　イントラネット再構築プロジェクト [概要] 学校法人のイントラネット及びネットワークの再構築において、サーバー設計、構築を担当。 [業務] ・要件定義、基本設計、詳細設計、構築、テスト・サーバー、ツールの機器選定・運用マニュアルの作成・Webサーバー（2台）、DBサーバー（2台）、メールサーバー（2台）、FTPサーバー（3台）の構築 [実績] ・多くの同僚や協業他社と協力してきた機会を生かし、作業マニュアルを見直し、作業工数○％削減しました。・属人化によるリスクを排除した障害対応のフローの組み立て、問い合わせマニュアルを作成したことで、顧客からも満足をしていただきました。	Linux Windows MySQL AWS Oracle9J Java	メンバー ○名

■ 20××年11月　～　現在
株式会社○○○
事業内容：ビジネスアプリケーションを中心としたシステム構築に従事

期間	業務内容	担当業務/開発環境	役割/規模
20××年11月～現在（○年○ヶ月）	勤怠管理システムのAWS移行 [概要] 大勤怠管理システムのAWS移行プロジェクトに参画。 [業務] ・顧客へのヒアリング、仕様書作成、会議にて進捗報告・AWSの開発・プロジェクトリーダーとして、メンバーやスケジュールの管理 [実績] 社内で初めてAWSの導入プロジェクトでしたが、納期通りプロジェクトを完了することができました。AWSにおける基本設計や開発についての知識を習得し、チーム内でノウハウ化することができました。また、AWS化に伴い顧客のコスト削減に貢献しました。	Linux Windows 10 Pro AWS Docker Java	リーダー ○名

－資格－

基本情報技術者試験（20××年×月）
LinuCレベル3（20××年×月）
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト（20××年×月）

－活かせる経験・知識－

Linux、Windowsでのサーバー構築経験
Unix環境での開発経験
サーバー設計、構築、運用経験
協力会社の取りまとめ、他社･他部署との円滑な調整
見積もりから工数管理・進捗管理等の、リーダー経験および取りまとめ（最大〇名のマネジメント）

－自己PR－

開発スキルについて

私は〇年間サーバーの設計および構築と、障害対応やメンテナンスなどの運用、保守を経験いたしました。中でも構築の経験が最も長く、自信があります。業務ではWindows Serverを〇年間、Linuxを〇年間使用しており、Javaによるコーディングが可能です。また、ただ作るのではなく、処理のレスポンスなどパフォーマンスを意識した実装や、脆弱性などセキュリティを意識した実装が行えます。

調整力

大手ECサイトのサーバー移行の案件でプロジェクトリーダーを担当し、顧客のヒアリングや要件定義、〇名のメンバーとスケジュール管理をしました。メンバーの進捗報告や技術面でのサポートをしながら、スケジュール通りに進めることができました。また、顧客とのヒアリングを密に行い、要望を聞きつつもコストやセキュリティ面を考慮した折衷案を提示し、納得していただきました。社内外の調整を行いながら円滑にプロジェクトを進め、顧客にも満足していただけました。

以上

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サーバーエンジニアの職務経歴書のポイント

職務要約

在籍した各企業で経験した仕事とそこで得た強みを記載します。全体を3～5行でまとめます。詳細は「職務経歴」で記載しますが、人事担当者が最初に読む箇所なので、自分に興味を持ってもらえるよう意識して書くことが重要です。

職務経歴

携わったプロジェクトごとに、概要、担当、業務内容、開発環境、チーム体制とポジションを記載します。採用担当者が読んで具体的な業務内容や技能レベルが分かるように、業務内容は詳しく書いてください。サーバーと関連性の高いネットワークやセキュリティの経験もあれば、記載しましょう。

プロジェクトマネージャー（PM）の経験もアピールになりますので、経験があれば詳細に記載します。

資格

例えば、LinuCやAzure Fundamentals、CCNA、情報処理技術者試験などの、業務と関連性の高い資格があれば、必ず記載しましょう。

活かせる経験・知識・技術

言語、テクニカルスキル、経験した業界・業務知識、担当工程、マネジメント経験などを記載します。スキルや経験がどのくらいできるのか分かるように、具体的に記載しましょう。

自己PR

プロジェクトマネジメント経験や顧客折衝の経験・スキルがあれば、自己PRに記載しましょう。顧客のニーズに応えるためにどのような工夫をしたのか、結果などを詳しく記載することで、採用担当者がイメージしやすくなります。

IT業界は技術の発展が速いため、最新情報や技術のキャッチアップや学習していることも求められます。「月〇回、セミナーに参加」「〇〇を使った開発をする」など、具体的に記載しましょう。

職務経歴書の書き方に困ったら

サーバーエンジニアの方向けに職務経歴書作成のポイントをお伝えしてきましたが、ポイントは理解しても実際に書類選考を突破しやすい職務経歴書を書くというのは難しいものです。
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