2018年版 回路設計(アナログ回路・デジタル回路)の転職動向
回路設計(アナログ回路・デジタル回路)の役割
回路設計とは、みなさんの身の回りにあるスマホや家電、自動車、ゲームなどの機器を動かす電気回路を考えて設計するお仕事です。その中には、発電所のような高電圧/大電流を取り扱うような電気回路もあれば、ICチップなどの内部にある微細な電流を取り扱うような電子回路もあります。
現在でも、ありとあらゆる機器が電気を用いていることと、電気自動車や電機飛行機、ロボットなど新しい分野でも電動化が進んでいるため、回路設計の重要性は増しています。電子回路はアナログ回路・デジタル回路に大別されますが、製品にはどちらも欠かすことのできない技術です。
デジタル回路とアナログ回路の違いとして、アナログ回路は、回路の物理量(電圧や電流)が重要で、この物理量の連続的な変化を利用して情報を処理しており、一方でデジタル回路は、物理量は重要ではなく、その物理量(閾値)より大か小かで1か0かを判定させています。