記事掲載日: 2017/6/23

Skyならば、20代でここまでできる。成長する。

Sky株式会社

Y.C氏


クライアント・システム開発事業部

技術部 リーダー

Sky株式会社のインタビュー

~ プロフィール ~
1988年生まれ。新卒入社の独立系SIerにてERPの導入を担った後、社員1000人規模の企業へ転じ、IT部門にて客先派遣技術者として人事管理系システム等を担ってきたが、「上流工程から開発プロジェクトに携わり、20代の内に自らの技術力を磨きたい」、「チームで動くプロジェクトに参画し、マネジメント力獲得につながる環境で働きたい」という希望を叶えるため転職を決意。2014年にSkyへ入社。以来、大手医療機器メーカーのプロジェクトに参画し、Webアプリの構築やデータのコンバートなど高度な技術力を問われる役割に就いて現在に至っている。

-Y.Cさんは26歳になる年にSkyへ入社したわけですが、動機は何だったのでしょうか?

Y.C氏:前職は会社自体の規模としては大きかったのですが、実質的な仕事は1〜3人程度で客先に常駐し、人事管理系システムを扱うというものでした。私は将来、チームを取りまとめて大規模なプロジェクトをリード、マネジメントしていけるエンジニアになりたいと思っていたので、「このままではいけない」という危機感をいつも抱えていました。

また技術面でも、決められた範囲の作業を繰り返すような日々が続いていたのです。将来PLやPMになるためには、ベースとなる技術力も高めなければいけない、と思っていたので、そういう意味でも「成長できる環境に早く身を置きたい」と考えていたのです。

-Y.Cさんの考える「成長できる環境」とは、具体的にどのようなものだったのでしょう?

Y.C氏:
1つは「チームで仕事をしているところ」。
2つめに「上流工程から携われるチャンスのあるところ」。
3つめに「確かな技術力を持っているところ」。

以上の3つにこだわって、転職先を探していきました。そうして出会ったのがSkyでした。
大手企業の大規模プロジェクトをいくつも成功させた実績から、ある程度大人数のチーム単位で仕事をしていることは容易に想像できましたし、実際に話を聞いてみると「ALLSkyの精神」という企業風土のもとで、常に会社全体で各プロジェクトに取り組んでいるということがわかったんです。また技術力についても、組込系の分野では以前からその水準の高さが知られていたので、「ここならば成長できる」と確信し、入社を決めました。

-入社後、今に至るまで大手医療機器メーカーのプロジェクトに参画しているとのことですが、Y.Cさんはどういう役割を担ってきたのでしょう?

Y.C氏:Skyとしては何年にも渡って、このメーカーの多様な情報管理システムの数々を一次請けSIerとなって開発・運用しています。参画しているSkyのメンバーは時期によって多少異なるものの、25〜30名程度がお客様のもとに常駐。そこに外部からの協力企業の技術者も加わり、それぞれ機能や役割を分担し、各々チームを編成して課題に取り組む形で進められています。
私は入社早々にこのプロジェクトに参画し、約2年間はJavaを用いたWebアプリの構築を行うチームにいました。
その後、今に至る1年間はSQLを使ったデータのコンバートをC#を用いてやらせてもらっています。

-「技術力を磨く」という希望は叶っているのでしょうか?

Y.C氏:はい。期待以上の収穫を手に入れています。
最初に手がけたWebアプリの構築では、文字通りゼロからスタートし、上流工程を経験しながら開発していく経験ができ、非常に充実した時間を過ごしたんです。ゼロから始めるわけですから、基盤となるフレームワークもまた自分たちで作っていくことになりました。初体験ですからわからないこともありましたが、適宜、先輩から教わりながら進めていくことができたのです。

派遣先にあるものだけを使って、限られた技術しか手にできなかった以前の環境とはまったく違い、「何をどうするべきか」というものも自分たちで考えて進められた。いろいろな意味で成長につながったと思っています。
また、現在手がけているデータのコンバートにはC#を用いています。Javaについては前職でも使っていましたが、C#は用いる機会がなかったため、自主的に勉強をしていただけでした。 それを今は仕事で使えています。Java同様にC#も企業システムに用いられるケースの多い言語ですから、仕事を通じて学んでいける環境に満足しています。

-「マネジメント力を身につける」という希望のほうはどうですか?

Y.C氏:そちらについても大いに満足しています。
何より大きいのは、目の前に尊敬できるチームリーダー、PL、PMがいて、この人たちの仕事ぶりを見ることができている点です。
一次請けであるSkyは、お客様とダイレクトにつながっている立場ですので、リーダーやマネジャーは頻繁にお客様とコミュニケーションをとっています。
しかも単に要望を聞くだけでなく、システムを良くするための改善提案をどんどん積極的にしている。「こういう姿勢が大切なんだ」ということがわかります。
また実際のやりとりを聞いていると、業務上の問題点を明快に伝え、それに対する改善提案も具体的な技術を挙げて話し合っていることがわかります。
プロジェクトメンバーである私たちに対する指示も、常に具体的な技術論。将来的にPMを目指そうというなら、単にコミュニケーション力を高めるだけでなく、きちんと技術知識やノウハウを積み上げていかなければいけないんだ、ということを体感する毎日です。

-仕事を通じ、先輩や上長の背中を見て学ぶ、ということ以外に、何かご自分で心がけていることや、違った学び方などをされているのであれば、教えてください。

Y.C氏:私自身が心がけているのは、とにかく主張していくということです。
例えば2年ほど上の先輩たちがチームリーダーを務めている中、手伝えることがあれば「やらせてください」と主張しています。リーダーがやるべき仕事は多岐に渡ります。経験しなければ学べないこともたくさんある。ですから、進捗管理や、メンバーへの指示出しなどを部分的に手伝わせてもらいながら、その役割の一端を体で覚えているところです。

Skyには「やりたい」と言う者には「やらせてみよう」の社風もあるので、主張をし続けている内に任せてもらえるものも増えています。毎回独力だけでうまくやり切れるわけではないものの、そういう時には先輩や上長が必ずフォローもしてくれます。また、私たち若手メンバー同士で話し合い「高度な技術を身につけるための勉強会を開こう」という気運が高まったりもします。

さらに、29歳になった私にも後輩ができました。彼らの教育担当を任せてもらっているので「教える」ことで「自分自身も学ぶ」機会にしようとしています。 これもまたPL、PMになるための良いチャンスだと感じています。

-29歳になり、30代が目前に迫ってきたY.Cさんですが、次のステップとしてどんな目標を立てていますか?

Y.C氏:Skyでは30代後半くらいでPLになる人が大勢います。
やはり自分としてもそれくらいのスピードで力をつけていきたいと思っていますが、まずはあと数年以内にチームリーダーとなってメンバーを引っ張っていけるだけの存在にならなければいけない、と考えています。

-エンジニアが20代の内にできること、というものを具体的に示していただき、大いに参考になりました。ありがとうございました。

取材協力: Sky株式会社

事業内容:
■ICTソリューション事業(自社サービス/製品)
■クライアント・システム開発事業
組込で培った高い技術力を武器に、現在 自社パッケージや基幹システム開発で業績を伸ばすIT企業。

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