プログラマの職務経歴書

システムの一部やアプリケーションの一部に関わることが多いため、一つひとつのジョブ・サイクルが短いのがプログラマ系職種の特徴。経験をたくさん積めば積むほど、職務経歴書は長くなってしまいがちです。
しかし、経歴書は経験の多さだけをアピールする場ではありません。応募した企業が求めている技術は、募集要項に記されているはず。その要綱に即した経験を中心に構成しましょう。それ以外のスキルについては、習得技術一覧などの枠を設けてフォローすると良いでしょう。チームマネジメント経験などもあれば、記載しておいて損をすることはありません。

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宮崎果林

プロフィール

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職　務　経　歴　書

××××年×月×日現在
氏名：○○　○○

－職務要約－

株式会社○○に入社し、プログラマとしてJavaおよびC++を中心とした開発に携わってまいりました。設計段階からプログラミングが主な業務となりますが、まだ世の中に出ていなかった×××において経験をすることができ、情報工学における考え方やプログラミング、特性上品質を意識した開発方法までを学ぶことができました。
業務では、既定のテーマに沿った開発に携わっていますが、比較的新しい開発手法や言語についても興味があり、自宅でLinux環境を構築し、RubyやPHP、SCALAについてなど、自発的な自助努力として、常に成長意欲高く業務に取り組むように心がけています。

－職務経歴－

■ 20××年4月　～　20××年10月
株式会社○○○
事業内容：▲▲▲分野における、基礎研究開発

期間	業務内容	担当業務/開発環境	役割/規模
20××年4月～ 20××年10月（○年○ヶ月）	▲▲▲における基礎研究開発（第一フェーズ） [概要] 自社サービスである▲▲▲において、基盤となる×××の分野についてアルゴリズム設計およびプログラミングを担当。類似サービスを提供している企業もある中、自社独自の考え・仕様を踏まえた上で機能およびアルゴリズムの設計を行い、プログラミングを実施。 [業務] ・機能検討・アルゴリズム設計・詳細設計・プログラミング【使用技術】・データマイニング（テキスト、ウェブ）・機械学習（言語分類、解析、パターン認識） [実績] ××××××××	C++ Java Linux Windows Oracle	メンバー○名

－資格－

基本情報技術者試験（20××年×月）
△△△△△（20××年×月）
特許（××××××）

－活かせる経験・知識－

Java、C++でのコーディング力
Linux、Windows環境下での開発経験
フレームワーク設計、開発
▲▲▲における、アルゴリズム開発
情報工学の知識（データマイニング、機械学習、××××）

－自己PR－

私の長所は、学ぶ意欲と実行力が強く、努力をすることができることだと考えています。大学時代から世界で活躍するソフトウェアエンジニアを目指し、授業だけでなく独学でもスキルを磨き続けてきました。特に情報工学・プログラミングに力を入れ、大学、大学院での授業・研究、新人研修を通して情報工学の深い知識を学びました。また、独学でも積極的にコーディングに触れ、可読性・保守性が高く、バグの少ないソフトウェアを効率よく開発してきました。
趣味でゲーム、携帯電話用アプリケーション、Web アプリケーション等様々なプログラムを開発するなど、実務経験は少ないですが、ソフトウェア開発の知識・経験は誰にも負けないように努力しています。また、プログラムを作る際には、新しいツールを取り入れる等、毎回必ず工夫をしながら開発を行っています。様々な勉強会やセミナーなどにも積極的に参加することで、常に最新の技術をキャッチアップし、ブログ等で積極的に情報発信もしています。
まだまだ未熟な点や学ぶべき点もあるかと存じますが、一から謙虚に学ぶ姿勢を忘れず、自分の成長を持ってチームや会社に貢献できるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以上

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プログラマの職務経歴書のポイント

職務要約

在籍企業それぞれでご経験されたこと・強みを記載し、3〜5行でまとめます。細かい内容は経歴の中に記載するため、採用担当者が初めに読む箇所なので自分に興味を持ってもらえるように意識が必要です。代表事例の抜粋や得意技術なども記載することで、ポイントが分かりやすくなります。

職務経歴

どのようなシステム開発にどのような担当フェーズから参画し、何を意識しながらコーディングしてきたかご記入いただくことをお勧めします。加えて技術環境もバージョンなど詳細を明記することでご経験のアピールになります。

資格

基本的にはお持ちの技術資格を中心に記載してください。仮に資格取得に向けて勉強していることがある場合は、「〇月取得目標で勉強中」と記載するのも、自己啓発に向けたアクションや興味領域のアピールになります。

活かせる経験・知識・技術

強みになる業界知見やフェーズ、ご経験された技術環境の詳細をOSや言語、フレームワークなどに分け○年など記載すると見やすくなります。

自己PR

過去の開発経験から自身の活かせる内容をご記入ください。担当フェーズでの自身の役割の代表事例、強みになる技術やプライベートで技術に触れている内容なども良いでしょう。どのような技術が強く、どのような技術にも興味があるかなど技術に対して前向きな印象を受ける内容を意識してみてください。

職務経歴書の書き方に困ったら

プログラマの方向けに職務経歴書作成のポイントをお伝えしてきましたが、ポイントは理解しても実際に書類選考を突破しやすい職務経歴書を書くというのは難しいものです。
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