松﨑 : 転職が決まったのは昨年の2月ですが、実はその1年前から徐々に転職活動をしておりました。最初はそこまで転職意欲は高くなかったですが、もっと最新の技術にふれたいという考えは持っていまして、ビッグデータや機械学習に関われる仕事がないかと自分で色々と調べていました。
松﨑 : 最初は転職情報口コミサイトに登録して様子を見ていたのですが、ある時、伊藤さんからメールをいただきました。それまで沢山の会社から連絡をいただいていたんですが、伊藤さんのメールの印象がとても良かったんです。転職エージェントを使いたいなと思っていましたが、当時すごく忙しくて、できれば気の利く方にお手伝いを頼みたくてベテランの方を探しておりました。その中で伊藤さんからのメールは、こちらの状況や気持ちを汲んでいただくような内容でしたので返信をいたしました。面談後、その日のうちに自分が興味ある企業だけを20社くらいご案内いただきました。自身ではやりたいことは明確だったものの、それがどの企業で実現するかわからなかったので非常に助かりました。
松﨑 : 伊藤さんに紹介してもらって、いろいろ説明いただいて応募に至りました。職務経歴書の添削もかなりやっていただいて、本当に良い出来になったと思います。1人じゃなくて2人で転職活動を進めているイメージがありました。
松﨑 : 学生時代に専攻していた数理・物理の分野で機械学習を勉強したことがきっかけです。前職では実現が難しかったので、活かせる仕事を探して色々情報収集していました。その中で一番興味を持ったのがビッグデータの仕事でした。今、IT技術が人の仕事を奪うという話題がありますが、私は違う印象を持ったんです。例えば、コンビニではヘビーユーザーの購買履歴を分析して品切れを起こさないようにトラックの積荷を調整しているそうです。人間がやると大変なコストがかかりますが、機械学習がフォローすれば大変効率があがります。これは世の中を良くできるのでは、と思いました。
松﨑 : 他にもオファーをいただいた企業はありましたが、やりたいことができる環境があったのが決め手です。
松﨑 : まず、携われるデータの質が非常に良いと思いました。リクルートグループは、赤すぐ、リクナビ、ゼクシィ、SUUMOなど様々なライフイベントに合わせたサービスを持ち、データも保有しています。これは新しいサービスを考える時に最高の材料になります。これを扱えるということは、データサイエンティスト冥利に尽きると考えました。あとは他社に比べて、データ分析に関わる組織がしっかりしていて人数的にも体制的にも整ってました。アカデミックな雰囲気があって、勉強も継続していきたいと思っている自分にとっては最高の環境だと思えました。
松﨑 : 面接時からの印象どおりの環境で働けています。数字の仕事をしている人達ですが、決して冷たい雰囲気ではなく非常に活気があります。リクルートテクノロジーズは個人の意思を尊重する会社なので、毎日のように「あなたはどうしたい?」と聞かれて自分の意思ややりたいことを問われています。全員、なにかしら自身の意思をベースに動いているので、これが活気に繋がっていると思いますし、それこそが自分が求めていた雰囲気なので楽しくやれています。事業の成長に必要なものは「ヒト」「モノ」「カネ」と言いますが、「ヒト」は本当に優秀な方が揃っていますし、「モノ」は他では触れられないデータがあります。「カネ」についても、きちんと説明すれば積極的にR&Dに投資してくれています。最新の技術が使えたり、色々な研修を受けたりできるのもありがたいです。また、研修は技術だけではなくて企画やファシリテ-ションのコンテンツもあります。
松﨑 : 最初は相手にやりたいこをうまく伝えることが難しかったのですが、会社の事業の軸を理解して、相手のやりたいことを踏まえて話せるようになったので今は自分のやりたいことができています。
松﨑 : やりたいと言ったことは任せてもらえるので、入社して10ヶ月でリーダーも任せてもらいました。今後は、今取りかかっている機械学習フレームワークを形にしたいと考えています。