村上 : もう転職して2年経ちましたが、あっという間でしたね。かなり自由にやらせていただいています。
村上 : 前職はSIerでネットワークエンジニアをしておりましたが、常駐形態での業務が多いことや、自分なりにネットワーク分野の技術をより追求していきたいと考えたのがきっかけですね。そこからまず、知っていた転職サイトと、転職エージェントに登録しました。
村上 : そうですね。むしろ10年間勤めたからこそ、新しいチャレンジをするには良いタイミングだなと。
村上 : 確か電車でtype転職エージェントの中吊り広告を見たのがきっかけです。転職活動をスタートしたものの、当時は仕事も忙しくて情報収集をする時間が無かったというのが、エージェントを利用した一番の理由ですね。当初はカタい印象を持っていましたが、実際の面談では、普段の会話のようにスムーズに志向と強みを引き出していただいたと思います。
村上 : 今までの経験からSIerの求人だけでなく、自分では想像していなかった求人もいくつか提案いただきました。その中で1社だけ、異彩を放つ会社があって、それがサイボウズでした。社名は聞いたことはありました。ただ、自分にとっては、事業内容・企業風土としても「未知」で面白そうだな、と感じて応募することにしました。
村上 : まず、雰囲気がアットホームで、形式ばってない。前職は固めの社風だったので余計に感じたのかもしれませんが、印象通りで「風通しが良く」「チャレンジできそうな会社」だと思いました。
齋藤 信之介様
サイボウズ/運用本部 副本部長
齋藤 : まず、人柄としてコミュニケーションが取りやすかったです。業務面では大規模から小規模まで様々なプロジェクト経験があったこと、そして、上流から設計・構築・運用まで幅広い領域を経験していたことを評価しました。その時に、ホワイトボードを使いながらネットワーク構成図の説明してもらって…
齋藤 : はい(笑)ネットワークエンジニアとして、細かな製品の型番からその周囲も含めたネットワーク全体の把握が成されているかということと、それをちゃんとドキュメントに落とせたり、周りに説明できるか、ということは凄く大事です。
村上 : あまり緊張はしなかったですね。クライアントへの提案と同じ感覚で説明するような。
齋藤 : 正にそこなんですよ。今までの経験ももちろん見ていますが、今自分に何ができるのかを考えられるのかを重要視しています。サイボウズでは、例えば5つの仕事があるとした場合に、1人1つずつやっていくのではなくて、5人で横ぐしに1/5ずつ担当することもあります。プロジェクトの全体像を意識しながら、チームとして業務に取り組めるかどうかが必要になってきます。
村上 : 今は、運用本部という部署で情報システムとして管理している社内ネットワークだけでなく、サイボウズのクラウドサービスを支えるネットワークの設計・ 構築・運用を任されています。ソフトウェアの会社がネットワークの専門部隊を作っているのはなかなか面白いと思います。入社後のギャップはほとんど無かったですね。有り難いことに人間関係もフランクですし、やりたいことはできています。敢えて言えばダメなことが無いことでしょうか。厳密には、ダメなことがあると、それを「言おう」「変えよう」という環境なので、ダメな部分が解消されるんですよ。
村上 : サイボウズを一言で言えば「面白い会社」です。単に楽しいというのではなく、多様さを活かす面白さ、個性が結びつく面白さがあります。職域に縛りすぎず、個々人がもつ技術的な専門分野を伸ばす風土がありますし、プライベートも含め色々なことをやっている人が多い。ウルトラワーク※の社内制度を使って、働く時間を子供の都合に合わせ、フレキシブルに調整している社員もいます。そういう多様性が認められる会社です。
(※ウルトラワーク…チームと個人の両方の生産性向上を目的に時間と場所の制約をなくした働き方)