記事掲載日: 2015/12/25

新日鉄住金ソリューションズ株式会社の企業インタビュー

産業・流通ソリューションサービス事業本部
流通・サービスソリューション事業部
副事業部長

栗谷信裕様

国内のサプライチェーンの進化を牽引するプロフェッショナル集団。大規模かつプライマルなプロジェクトで流通のエキスパートとして成長できる

2001年、新日鉄情報通信システムと新日本製鉄(現新日鉄住金)のエレクトロニクス・情報通信事業部が統合して誕生。社員一人あたりの売上高・利益率は業界でトップクラスを誇り、高いソリューション力が評価されている。幅広い事業領域を有するが、その中でも流通・サービス事業領域は売上シェアも高く、最先端技術へも積極的にチャレンジしている。国内のSIビジネスを牽引するリーディングカンパニーである。

消費者起点のソリューションで差別化。営業もエンジニアも、全員が「提案者」である強み

新日鉄住金へのITサービスにより培ったノウハウを武器に、ナショナルクライアントに対して業務・基盤ソリューションを展開している当事業部。その守備範囲は非常に幅広く、ネットサービスセグメント、CPG・医薬セグメント、小売・アパレルセグメントの大きく3つの事業領域を得意分野としています。プロジェクトでは、経営管理に始まる上流部分からコミット。加えて、研究開発、サプライチェーン管理、CMSの設計、プロモーション管理など全方位をカバーしています。
当事業部の特徴は、営業とエンジニアがフラットにタッグを組んでソリューションを提案するスタイル。クライアントだけでなく、クライアントのサービスターゲットである「消費者起点」でのプロセスやソリューション設計に重点を置いた提案を、営業・エンジニアが協業して手がけます。例えば基本の業務範囲として、営業はリレーション構築、コミュニケーション担当であり、エンジニアはソリューションの設計・実行、と分業することはあっても、根本としては、クライアントの前では常に一つのチーム。互いに活発に意見を交わし、対等な関係でシームレスにプロジェクトに取り組みます。
案件によっては数十億円を超える大規模なものもあるため、プレイヤー一人ひとりの担う売上が大きいのも特徴。日本を代表するような大規模な案件に応えるソリューション力をもった、プロフェッショナル集団だと自負しています。

クライアントの最大満足を追求する姿勢。そして未知のことを積極的に学ぶ意欲を求めています

我々のSIビジネスの真髄は、顧客の視点に立つこと。画一的なパッケージをプロダクトアウトのスタイルでばらまくのではなく、1社1社に向き合い戦略策定からオーダーメイドで手がけます。重要なのは、及第点ではなく最高点を目指すこと。「これでお客様を最大限に満足させられるのか？」と自問しながら提案や設計、開発に取り組むスタンスが求められます。
また、開発環境のクラウド化をはじめ、テクノロジーとしてのサービス力の向上に力を入れている当社ですが、現場で活躍する人材の共通点はシンプル。「謙虚」であることです。社内のプロジェクトメンバーやパートナーと密に協調しながら進めていく方が高い評価を受ける傾向にあります。一方で、過去のプロジェクトでの成功体験に固執するのではなく新しいものを積極的に取り入れられる柔軟さと貪欲さを持っていることもポイントです。現在の自分のスキルやキャリアを完成形として捉えるのではなく、当社の環境をスタート地点として、一つ一つ階段を積み上げていくように将来へのキャリアを設計し実行できる方を求めています。
こうした素直さと成長意欲を持っている方ならば、当事業部には活躍のフィールドは無限に拡がっていると言えるでしょう。

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企業情報

新日鉄住金ソリューションズ株式会社

事業内容	・経営及びシステムに関するコンサルテーション・情報システムに関する企画・設計･開発・構築・運用・保守及び管理・情報システムに関するソフトウェア及びハードウェアの開発・製造並びに販売及び賃貸・ITを用いたアウトソーシングサービスその他各種サービス
所在地	〒104-8283 東京都中央区新川2－20－15
設立	1980年10月1日
資本金	129億5276万3000円
売り上げ高	2,062億円（連結)　1,822億円（単独）[2015年3月期]
従業員数	5,325名（連結）、2,617名（単独）[2015年3月31日現在]
平均年齢	37歳