転職経験者に聞いた「転職後の1年間で心掛けたこと、やってよかったこと」

職場の雰囲気になじむにはどうしたらいい? 早く成果を出すには? 転職直後は新しい職場での振る舞いや行動について迷うことは多いですよね。そこで、転職後1年以上経過した皆さんに、転職後に「心掛けたこと」「やってよかったこと」を聞いてみました。

公開 : 2022/12/27 更新 : ----/--/--

1年以上経過した人「50人」のリアルな声
転職後の世界、いろいろ

転職後ってみんなどんな感じで働いているんだろう? 年齢や役職、業種に職種、置かれている状況が違うのに、「多数派」「少数派」なんて気にするのはナンセンス!
この連載では、仕事にまつわるテーマについて、転職から1年以上経った方たち50人の意見をフラットに並べていきます。「そんなこともあるのね」くらいの軽い気持ちで見ていってくださいね。

これを聞いてみた!

転職後の1年間で心掛けたこと、やってよかったこと

1/50

SESなので、まずは配属された客先で気に入られるために挨拶は欠かさず行っていました。会話の中でも、とにかく相手の名前を覚えるために、必ず「○○さん」と名前を言うようにしています。
(システムエンジニア・プログラマ/31歳/男性)

在宅勤務が主になり他の方とのコミュニケーション方法がチャットになったため、絵文字を使うなど相手になるべく冷たい印象を与えないよう気を配っていました。
(回路・半導体・電気・システム設計/27歳/女性)

2/50

3/50

分からないことはすぐに聞くように心掛けています。
(個人営業・リテール営業/28歳/女性)

とにかく早くPC業務に慣れて、ハイパフォーマーになることを目指し、過ごした1年間だった。PDCAを意識していかに効率よく自分の持ち分の仕事をこなすかを重視した。
(事務・アシスタント/30歳/女性)

4/50

5/50

人とのコミュニケーションを取ることが大事です。リモートでの働き方が増えている中、中途で入り、仕事を円滑に進めるためにも周りの人と仲良くなることが大切。
(インフラエンジニア/24歳/男性)

適度に相談しつつ、諦めずに自分のやりやすい方法を模索していくことが大事だと思いました。
(営業/26歳/女性)

6/50

7/50

資格取得の報奨金があるので、勉強をして資格取得すると報奨金ももらえて業務にも役立つので良かった。
(システムエンジニア・プログラマ/32歳/女性)

転職理由を忘れない。
(法人営業/28歳/男性)

8/50

9/50

必要になってくる資格試験を入社前に受けておいて良かったと感じた。実際働き始めると、勉強するのが難しい。余裕がある時にできる事はやっておいた方が、自分の助けになると思う。
(個人営業・リテール営業/27歳/女性)

学ぶ姿勢(教わる姿勢)を絶やさないこと。分からないことも常に自分で調べたり考えたりしてから、「自分はどこまで調べてここまで分かったが、ここが分からないので教えてほしい」と整理してから聞くようにしていた。
(内勤営業・カウンターセールス・インサイドセールス/27歳/女性)

10/50

11/50

TOEICスコア再取得を早々にクリアしたこと。一度教わった業務は確実に覚えること。
(法人営業/28歳/男性)

経験が少ないことが理由でできないことや、分からないことなどにぶつかった時、「焦らず焦らず……」と言い聞かせることを心掛けていました。今の自分ができる最大のパフォーマンスが出せれば自分を褒めるようにもしています。そうすることで落ち着いて少しずつ前に進めている気がします。
(個人営業・リテール営業/24歳/女性)

12/50

13/50

覚悟を決めて転職したからこそ、絶対に早期退職はせずに結果を残すまで残るという気持ちで日々臨んでいました。
(人材系営業/28歳/男性)

分からないところはとにかく質問して、上司や先輩のやり方を参考にすること。
(コールセンター・サポートデスク/27歳/女性)

14/50

15/50

謙虚でいること。挨拶をすること。アウトプットのイメージを確認する。期限を守る。感謝、尊敬する。
(インフラエンジニア/36歳/男性)

分からないことは素直に聞く。何のために転職をしたのか考えながら、日々の業務に取り組む。
(法人営業/28歳/女性)

16/50

17/50

キャリアについて定期的に考える時間を設けて資格取得しておくと良い。
(システム開発(オープン・Web系)/28歳/男性)

決められた目標は必ず達成する。
(広告・メディア・出版/29歳/女性)

18/50

19/50

新しい環境に慣れるため、不慣れでもとりあえず手を上げてやってみる精神で取り組んできた。
(ITコンサルタント・PMO・プリセールス/26歳/男性)

入社した以上、今後のキャリアを考えた時に吸収できることは吸収し、自身のスキルや知見を深めることを意識した。
(IT営業/28歳/男性)

20/50

21/50

全てが前職のレベルを上回った職場に転職するのは難しいので、あまり比べ過ぎないようにしていた。
(事務・アシスタント/27歳/女性)

素直に言われた通りにまずやってみることや、日々PDCAサイクルを回す意識がこの1年の成長につながったと思います。
(広告営業/31歳/女性)

22/50

23/50

前職で当たり前だったことが当たり前じゃないので、「あれ?」と思ってもまずは従ってみる。
(営業/32歳/女性)

とにかく業務面でもそれ以外でも何か挑戦する機会や、部署以外の人とのコミュニケーションが取れる場があれば積極的に参加するようにしていた。
(事務・アシスタント/32歳/女性)

24/50

25/50

最速で貢献できるよう、最初はとにかく文化や考え方、現状を知ること。その上で意見を言うこと。また、自分を知ってもらうためにも発言を遠慮しないことを意識していました。また社内人脈を広げることも意識していました。
(社内SE/40歳/女性)

マルチタスク力、逆算して考える力、相手が求めていることを読み取る力がとても重要になる仕事だと実感しており、1年間常にその部分は意識をして仕事をしていました。
(テクニカルサポート/29歳/男性)

26/50

27/50

アンラーニングすること。一度全てを捨てて会社の色に染まりに行くこと。
(広告営業/29歳/男性)

とにかく明るく社内で振る舞い、分からないことはすぐ確認する。素直、正直でいることはとても大事だと思います。あとはがむしゃらに何でもやる! という姿勢が大事で、そうしていると周りの先輩たちがみんな助けてくれます。
(営業/29歳/女性)

28/50

29/50

自分で振り返る時間を設けています。日々の業務に忙殺されて振り返ったら何もない、というのを避けたいので、週次、月次で何ができるようになって何が課題かを振り返っています。
(人事・労務/25歳/女性)

資格を取得できるよう日々勉強しています。入社がゴールではなく、そこからどうなっていきたいか考えながら過ごしています。
(金融系営業/29歳/女性)

30/50

31/50

これまでとは違う職種に就いたため、やったことない業務にもまずは取り掛かる姿勢を続けた。成し遂げられた時の達成感があり、満足度が高い。
(秘書・事務アシスタント/31歳/女性)

1年間心掛けていたことは、次の転職を考えてスキルアップをすることでした。今の会社でできることと自分の目標を比較・対応させて、次のステップへの道筋を考えた方が良いと思います。
(システム開発(オープン・Web系)/29歳/男性)

32/50

33/50

常に数字を意識すること、自責思考でいることは心掛けていました。各案件でいろいろなことが起こりますが、他責にするのでなく自分に何が足りなかったか、もっとできることはなかったかと自分に矢印を向ける意識は、ストレスも多いけど持ち続けていて良かったと思います。
(人材系営業/28歳/女性)

スケジュール管理を徹底すること。上手くいっている方からアドバイスをいただくこと。
(金融系営業/31歳/女性)

34/50

35/50

早く仕事を覚えようと心掛けていました。
(秘書・事務アシスタント/27歳/女性)

前職の良かった点は自分自身に残しつつ、新しい会社に慣れることが大事だと思った。
(営業/29歳/女性)

36/50

37/50

最初の2、3カ月はオンボーディングのため、物量を意識した営業活動をした。
(人材系営業/26歳/女性)

基本情報技術者試験など資格の取得。
(IT系営業/28歳/男性)

38/50

39/50

仕事のスキルも大切ですが、それ以上にコミュニケーションを取って、雰囲気良く接し、円滑に仕事を進めていくことが重要だと実感しました。
(インフラエンジニア/26歳/女性)

先輩とロープレをする。忙しそうと思っても声を掛けたら快く受けてくれる人が多い。無理ならそう言ってくれるので自分から声を掛けに行く。
(インターネット系営業/28歳/女性)

40/50

41/50

前よりも大きい会社だったので、なるべく自分のことを知ってもらえるように多くの人に話し掛けにいったこと。社長とも直接食事に行く機会を作っていただき、とても学びになりました。
(人材系営業/27歳/女性)

社内の活動に積極的に参加して名前を覚えてもらう。
(研究開発/27歳/男性)

42/50

43/50

同僚の時間を邪魔しない程度にバランスを取ることも必要ですが、リモートワーク中、できるだけWebミーティング等対面でたくさん話すように心掛けました。
(インフラエンジニア/45歳/男性)

一番心掛けていたことは周囲の方々との連携です。コミュニケーションをたくさん取るようにしていました。また、仕事で悩んだとき上司に相談できたことで、今はやりたい仕事ができています。
(人材系営業/26歳/女性)

44/50

45/50

嘘をつかないことは大事です。
(テクニカルサポート/29歳/女性)

全くの未経験だったので、無理せず、慣れることを意識した。有給などをうまく使い、体調が悪い時は休むようにした。
(品質管理・品質保証・生産管理・製造管理/24歳/女性)

46/50

47/50

前向き、素直に目の前の事に集中すること。前職で積み重ねてきた変なプライドは捨てることを心掛けていました。
(金融系営業/33歳/女性)

新しい職場で1から始めるので、何事もメモをし、分からないことは素直に聞く。自分でも調べる。
(秘書・事務アシスタント/26歳/女性)

48/50

49/50

自分の理想像をしっかりと持ち、モチベーションを保ち続けることが大切だと感じました。何をするにも常に自身を振り返り、インプットしてすぐにアウトプットすることで昨日よりも成長することを意識しました。
(人材系営業/28歳/男性)

毎日何を業務としてやったかをメモ帳に書いています。次の転職で履歴書を書くときに役立ちそうだし、自分が日々何を達成できたか可視化されるので良い。
(IT系営業/26歳/女性)

50/50

年齢性別問わず、「積極的なコミュニケーション」を意識していた人が多いようです。新しいコミュニティで自分をポジティブに印象付けるのは確かに最初が肝心かも。だからこそ、「前職と比較しない」、「転職した理由を忘れない」、「できないことがあっても焦らない」といった、普段のマインドセットに関する心掛けをしている方が多かったのかもしれませんね。

他には、「資格取得」、「アンラーニング」、「上手くいっている人にアドバイスをもらう」など、仕事で成果を出すための具体的な行動も多く挙がりました。「メモを取る」は基本中の基本にも見えますが、業務を覚えるためだけでなく、「次に履歴書を書く時に役立てる」という意識で取り組むというのは目からウロコでした。

転職後1年以上経っている方々の「やってよかった」がたくさん集まった今回のアンケート。これらの心掛けによって「やりたい仕事につながった」「達成感がある」「成長できた」など、一定の成果を得られていることまで証明されているのがミソではないでしょうか! ある意味50パターンの成功事例ですから、「それいいな!」と思ったものはぜひ取り入れてみてくださいね。

アンケート実施期間:2022年3月25日~10月18日
有効回答数:93名
調査方法:『type転職エージェント』を使って転職した方を対象にWeb調査
※()内は、「転職後の職種/現在の年齢/性別」を記載しています。

シェアでみんなの仕事活躍を応援!