40代でPMからITコンサルタントを目指す際のポイント

40代でPMからITコンサルタントを目指す際のポイント

斉藤由梨
2021 / 07 / 07

長らくSIerでPMとして活躍された方より、ITコンサルタントを目指したいとご相談を受けるケースがよくあります。PMのキャリアを活かしてITコンサルタントに転身される方は、40代でも多くいらっしゃいますし、ぜひ目指していただければと思いますが、40代だからこそ押さえておきたい点がいくつかあります。今回はそのポイントについてお話したいと思います。

PMとITコンサルタントの共通点は多数ありますが、一方で相違点もあります。40代でITコンサルタントを目指す場合は相違点を明確に理解した上で、その相違点にどう対応できるかが求められます。一番大きな違いは、システムという成果物をクライアントに提供するSIerに対して、クライアントの抱える課題の明確化・課題解決案の提案がITコンサルタントに求められる成果です。

SIerでもシステム開発を通して課題解決策を提案することもあるかもしれません。けれども、システムという成果物を前提とした中での提案ではなく、クライアントの経営・事業課題を把握し、どこに課題があるかを特定し、その課題をどう解決に導くかという提案が求められます。

そして、40代でITコンサルタントを目指すには、システムという成果物をクライアントに提供しながらも、普段からクライアントがどういう経営・事業環境にあるのかに目を向け、それを理解した上でクライアントに提案、相対していることが求められます。

前述の考え方を前提として、システム開発プロジェクトのPM経験を活かして、ITコンサルティングプロジェクトにおいてもプロジェクトリードを担い、プロジェクトを成功に導く力が求められます。

ただし、プロジェクトリードだけでなく、もう1点求められるのが、クライアントとの関係を深め、更なるコンサルティングプロジェクトを獲得する提案活動を担えるかどうかです。ITコンサルティング会社には、入社からすぐにコンサルティングプロジェクト獲得の営業数字を担うケースもありますし、入社後すぐには営業数字を担わなくとも近い未来で担う前提として、任せられる人材かどうかが見られます。

システム開発プロジェクトの受注とコンサルティングプロジェクトの受注という違いはあるにしろ、現職で営業担当がいるから、営業活動には関わってこなかった、どう関わっていいかわからないは物足りなさを感じられてしまいます。SIerでも営業活動に関わってきた方は、ぜひアピールしたいところです。

いくつかのポイントを述べてきましたが、転職のポイントはSIerのPMとITコンサルタントの業務の違いが表れており、その違いを通して貴方が本当にITコンサルタントを目指したいのかを整理いただければ幸いです。さらに詳細に知りたい方はぜひtype転職エージェントにご相談ください。