公開日 :2019/02/18

個の力でなく、チームの力でものづくりをしたい
その思いが転職のきっかけに

開発エンジニア Web系
株式会社インタースペースへ転職した木村様へのインタビュー

株式会社インタースペースへの転職に成功した開発エンジニアの木村 様へ、転職を考えるようになった経緯から、転職活動中に感じたこと、インタースペース社へ入社されるまで、そして同社でのご活躍を伺ってきました。

転職経験者 木村 様

株式会社インタースペース
木村 様

大学卒業後、IT企業に就職。組み込みエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後転職したIT企業でリードエンジニアを経験。社会人ビジネススクールを運営する企業で情報システム、営業、新規事業に携わった後、IoTのスタートアップを経て、2018年10月より現職。

個の力でなく、チームの力でものづくりをしたい。
その思いが転職のきっかけに

—————まずは、これまでのご経歴をお聞かせください。

株式会社インタースペースへ転職した木村様へのインタビュー

新卒でIT企業に就職し、組み込みエンジニアとしてキャリアをスタートしました。ただ、大手の二次受けや三次受けの仕事がほとんどだったため、3年目に自社サービスを開発する企業に転職しました。ここではプロジェクトリーダーも経験させてもらえたのですが、残念ながら会社が倒産してしまったのです。その時に感じたのは、いくら技術力が高くても、会社のビジネスがうまくいかなければ自分のやりたいことができなくなってしまうということでした。

それをきっかけにビジネスに興味を持ち、社会人ビジネススクールを運営する企業に転職しました。ここでは情報システムだけでなく、営業や新規事業の立ち上げも経験しました。また、自分自身も働きながらビジネススクールに通って、MBAを取得しました。

その後、IoTビジネスを手がけるスタートアップ企業に転職したのですが、会社の開発方針と自分のやりたい方向性が合わないことに悩むようになりました。そこで再び転職活動を始めて、ご縁のあったインタースペースに入社しました。

—————転職のきっかけになった前職の会社との方向性の違いとは、どんなものだったのですか。

話は社会人ビジネススクールの運営企業に勤めていた頃にさかのぼりますが、当時この会社は自社コンテンツのデジタル化を進めるため、外部のCTO経験者など実績のある人材をどんどん引き入れていました。ただ私としては、特別な経験やスキルを持つ人が個の力で開発するスタイルではなく、チームの力でもの作りを進めていきたいという志向が強かったのです。

そこで仕事が一区切りついたタイミングでチームプレーを実現できる場を求めて前職の会社へ転職したのですが、事前に聞いていた話とは異なり、経営トップのワンマン体制で、下の人間たちは上の言うことにただ従うしかない空気がありました。とても現場の人間がチームワークを発揮してもの作りをするような環境ではなかったので、また転職することに決めたのです。

—————転職先にインタースペース様を選んだ理由は何だったのでしょうか。

私は何よりチームプレーを重視していたので、会社選びについては「仲間との働きやすさ」を軸に探しました。インタースペースに入社した決め手は、最初の面接で「自分たちの仲間として働く気持ちがあるか」と問いかけをされたこと。いくつかの会社で面接を受けましたが、そんな質問をされたのはこの会社が初めてでしたね。

他の会社では「どのような技術を持っているのか」「どのようにリーダーシップを発揮できるか」といったスキルや経験のことを中心に聞かれましたが、インタースペースの面接では「チームの和を重んじて仕事ができるか」という姿勢を問われたのです。チームワークでもの作りがしたいと思っていた私にとってはぴったりな会社だと感じました。

「チーム開発を重視している企業」を求め
転職活動を進める

株式会社インタースペースへ転職した木村様へのインタビュー

—————企業の情報収集を含め、転職活動はどのように進められましたか。

最初の1ヶ月ほどは、転職サイトに登録して動いたのですが、内定をもらえそうだった企業が社内的な事情で採用を取りやめてしまったのです。それで焦り始めまして(笑)、転職エージェントに10社から20社ほど登録して、その中の一社がtype転職エージェントでした。

担当のキャリアアドバイザーの方にお会いした際、最初から要点を絞って、こちらが聞いて欲しい点を質問してくれたことが非常に心地よかったのを覚えています。「木村さんはチームワークを重視されているのですね」と的確に把握してくださったので、「この人に任せれば大丈夫だ」と思えました。実際、企業の一次選考をもっとも多く通過したのはtype転職エージェントからの紹介でしたから、非常にうまくマッチングをしてもらえたと感じています。

—————木村様の方から、転職先選びについてキャリアアドバイザーにリクエストしたことはありますか。

私が働きたいのは、「チーム開発を重視している企業」だと伝えて、それに近い求人を探してほしいとお願いしました。そのうえで、私が大切にしている潜在的な価値観を引き出して貰いながら、親和性の高い企業を正確にピックアップしていただきました。

また、先ほども話した通り、前回の転職では入社前に聞かされていなかったことが多かったので、「現在もらっている情報が本当に正しいのかきになる」とキャリアアドバイザーの方に話したら、私の懸念をインタースペース側にしっかり伝えて、人事担当者に働き方や環境について詳しく聞き出してくれました。嘘のない情報を聞くことができたのは、とてもありがたかったですね。

—————現在の業務内容を教えて頂けますか。

「X-lift(クロスリフト)」というレコメンドウィジェット広告の配信サービスを担当しています。このサービスはかなり高度な開発を行っているので、私たちのチームも表層的な技術ではなく、大量データ処理や機械学習などの技術を求められます。

このチームにおける私の役割は主に2つあります。1つは、メンバー全員が開発を進めやすい体制を作ることです。例えばメンバー間のコミュニケーションの取り方をいろいろな形で試し、メンバーの手ごたえを聞きながら、朝令暮改を恐れずに改善を続けております。また私自身もメンバーと、気軽に話せる1on1ミーティングの時間をなるべく多く取り、やりたいことのすり合わせと支援を心がけています。中には、毎日5分喋ろうとお互いに決めているメンバーもいます。

もう1つは、「X-lift」のプロダクト戦略の策定です。今、目指しているのは、このプロダクトを多くの企業様が喜んでいただけるサービスにしていくこと。多くのお客様に喜んでいただくために、X-liftはどんな姿になるべきなのか?を、お客様の声やビッグデータの分析をもとに考えております。

さらには、このサービスのプラットフォーム化も目指しています。それを実現するには、スケールに対応できる柔軟な基盤と、自社だけでなく様々なパートナー様と協力して開発を進める体制作りが必要になると考えています。

良いものを積極的に取り入れていく風土で、
本気で働きやすい環境

株式会社インタースペースへ転職した木村様へのインタビュー

—————先ほど「入社前に嘘のない情報を聞くことができた」とおっしゃっていましたが、入社後のイメージギャップは全くなかったということでしょうか。

むしろ、思っていた以上にホワイト企業でびっくりしました(笑)。事前に「残業平均時間が月10時間以下」と聞いていて、本当かとしつこく確かめたのですが、入社してみたら間違いありませんでした。コアタイム10:30~16:30のフレックス制が導入されていてしっかり運用されています。1ヶ月単位でうまく自分の仕事をコントロールするため柔軟に働くことができています。

—————なぜ御社では、これほど働きやすい環境が実現できているのでしょうか。

これは私の個人的な見解ですが、社員一人一人の意見に耳を傾けて、「良いものは積極的に取り入れていく」という社風があるからではないでしょうか。私は入社して1ヶ月も経たない頃に「開発チームの中にも、戦略チームを立ち上げたい」と事業部長に提案したのですが、すぐに「いいよ!」と言われてびっくりしました。

これは開発に限ったことではなく、人事も「良いアイデアがあれば、どんどん実現していこう」という姿勢があるので、それが働きやすい環境作りにつながっているのだと思います。社内には組織改善の為の目安箱のようなツールがあり、そこから社員たちの声や意見をしっかり拾って、一つ一つ実現していくというスタンスが徹底しています。単なるアピールとして「残業が少ない」と言っているのではなく、人事が本気で働きやすい環境作りを推し進めているのが、インタースペースの良いところです。

—————マネジメントで心がけていることはありますか。

入社して一つだけ意外だったのは、若い人ばかりなのかと思っていたら、サービスの中核を担うベテランエンジニアもちゃんと在籍していたこと。その方たちが高度な技術やナレッジを持っているので、それをチーム全体で共有しながらうまく横展開させていくのも、マネジメントの立場である私の仕事だと考えています。

また相手の話をしっかり理解し、私自身もわかりやすく伝えることを心がけています。社会人ビジネススクール運営企業にいた頃にMBAを取得したのですが、その時のスキルは非常に役に立っていますね。例えば、メンバーとのコミュニケーションにクリティカルシンキングを活用し、「相手は何を考えているのか」をロジカルに考え、「この点については何かありませんか?」「本当にこれでいいですか?」といった問いかけをしながら、相手と一緒に考えて答えを出すようにしています。

—————今後の目標を教えてください。

日本企業らしいチームマネジメントのあるべき姿を、自分が成功モデルとして発信できたらいいなと考えています。私がイメージしているのは、2018年のサッカーワールドカップに出場した日本代表チームです。試合に負けた時、メンバーたちが「このチームでもっと戦いたかった」と言っていましたよね。だから私も、メンバーから「このチームでもっと働きたかった」と言ってもらえるようなチームにするのが目標です。

正直なところ、最近のIT業界は「自分の技術さえ目立てばいい」と考えてスタンドプレーをする人が多いと感じています。これはサッカーに例えるなら、南米やヨーロッパのスター選手を連れてきて個人技に頼って戦うスタイルです。でも私は、それって日本らしくないなと思うんです。日本人の平均的な良さをチームとして結束すれば、世界で戦えるはず。誰か一人がヒーローになるのではなく、全員がヒーローになれるチームマネジメントを目指したいと思っています。

—————そんなチームを作るために、どんな人と一緒に働きたいですか。

「自分のスキルや知識をチームで活かしたい」という願望がある人ですね。自分が目立った時に喜びを感じる人より、チームとして何かを成し遂げた時に「やった!」と思えるような人は当社にマッチすると思います。

もちろん技術も必要です。「X-lift」のサービス開発では、フロントはPHP、バックエンドはScalaを使っており、大量のデータ処理を行うのでインフラ系の知識も多少は必要になります。ただ、入社後に必要な技術を身につけても遅くはありません。それよりも、「自分はこれがやりたい」と言えるものがあり、それを強みとして会社のビジネスに貢献したいという気持ちの方が大事。しかもそれをチームの皆と一緒に目指したいという思いがある人なら、きっと当社で活躍できるはずです。

—————御社で働く魅力が良くわかりました。本日はありがとうございました!

【番外編】人事担当者よりエンジニアの方へ

株式会社インタースペースへ転職した木村様へのインタビュー
人事担当者の長谷川武蔵様

株式会社インタースペース
人事部 サブリーダー 長谷川 様

大学卒業後、株式会社キャリアデザインセンターに入社。
転職エージェント事業部にて、IT・Web系に特化した企業の採用支援に従事。その後、現職。

当社は新規サービスをどんどん産み出していきたいという中期計画を掲げています。そのビジョンに即する人事施策も多くあり、その中の1つとしてエンジニアの積極採用も行っています。私たちが求めるのは、「何かに貢献したい」という気持ちを持った人。その“何か”は、人それぞれで構いません。売上でもチームでも顧客でもいいので、そのために自分が培ってきた経験やスキルを活かしたいという思いがあれば、当社で活躍して頂けると思います。

技術については、木村の所属する事業部であればScalaやAWSなどの経験があれば理想ですが、経験がなくてもインフラ系を含めたフルスタックエンジニアを目指したいという志向やScalaを習得していきたいという強い思いがあればマッチしやすいと思います。

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株式会社インタースペースとは-type転職エージェント

「win-winの輪を広げる」という経営理念のもと、多角的に事業を展開。お客様の事業繁栄を最優先し、本当に必要とされている価値を創造するビジネスに取り組んでいる。

事業内容
■インターネット広告事業
■メディア事業
■海外事業

従業員数 : 363名(単体)※2018年9月末現在

資本金 : 9億8465万3800円 ※2018年9月末現在

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