内製化している企業の面接のポイントについて
近年、IT内製化の求人が増えております。
従来の事業会社の社内SEは上流・ベンダーコントロールというイメージですが、内製化を進めている会社は従来の社内SEの考えとは全く異なってきます。それに伴い、面接で見られるポイントが変わってきますので、内製化している企業における面接のポイントをお伝えします。
1、内製化している社内SEと内製化していない社内SEの違いについて
内製化をしていない社内SEは、部門との調整、企画、ベンダーコントロールがメインのため、関連部署のコミュニケーションや交渉力やプロジェクト管理の能力が求められます。
一方、内製化をしている社内SEは、スピード感をもってITの課題に取り組む為、自分で手を動かしながら開発や改善をしていくことが求められます。また、最新技術の活用なども積極的に行っていくため、新しいことへの積極性やアンテナも求められます。
2、内製化を進める企業の面接での通過事例とお見送りの傾向について
<通過事例>
・自ら手も動かしてより良いシステムを作ることに積極的である
・IT領域での専門性が高く、新しい技術の知識なども豊富である
<お見送り事例>
・内製化=コスト削減という認識しかなく、ITの資産を社内に残していくという意識がない
・最新のテクノロジーを利活用する為に自ら情報を取りにいくなどのアンテナが低い
・社内SEを調整業務と考えられており、内製化のイメージがついていない
上記からも、まずは内製化のメリットを理解し共感をしていることを前提に、自ら手や頭を動かして、よりよいサービスを作る、現場の役に立ちたいという方が求められます。各企業がなぜ内製化を進めているのかという背景を理解し、ご自身の経験を照らし合わせてアピールしてみてはいかがでしょうか。