面接に受かるためには／営業職編

営業職の場合、自社に「利益」をもたらしてくれるかどうかは最も大きなポイントです。
「利益」とは、「長期的に売上をあげ続けてくれること」になります。

つまり、面接では以下の２点が確認されます。

売上をあげるためのスキルがあるのか

⇒これまでにどのような業務に携わり、どのような成果を残したのか。また、その成果はどのように残したのか。再現性があるのか。

長期就業能力があるのか

⇒将来なりたい像が明確で、それに対して一貫性のあるキャリアを歩んで来ているのか。「なんとなくキャリアを選択している人は、また、なんとなく次のキャリアを歩むのだろう。」というように思われないよう、ひとつずつのキャリア選択にしっかりとした意味を持たせましょう。

質問としては、

・自己紹介をしてください
・経歴を踏まえて自己PRをお願いします
・経歴をご紹介下さい 等

様々です。自己紹介は面接で最初聞かれることが多いです。以下事項に留意頂き、お話し頂く内容をご準備ください。

という感じで1～2分で端的に自己紹介しましょう。

どうして転職をするのか。納得いく理由を企業は求めます。転職を検討するタイミングでは、ネガティブな理由は付いてまわるものですが、ポジティブな理由に言い換えて伝えるようにしましょう。

※ポイント※

1.【志望動機】とは別ものとしてお話をしてください。
2.なぜそう思ったのかを具体的なエピソードを踏まえ伝ええていただくと、尚良いと思います。

職種（未経験職種へチャレンジする場合）、業界、企業、という3つの軸でそれぞれ志望動機を語れるよう、しっかりと準備をすることも大切です。
なぜ営業を考えたのか？その中でもなぜこの業界なのか？→その中でもなぜこの会社なのか？という風にブレイクダウンして話せるようにできると良いでしょう。

※ポイント※

こういうことをしてきたので、ここの点で御社に貢献できると思ったからです等、ご自身が会社に対して貢献できるポイントをお伝えしましょう。転職理由の払拭を志望動機に盛り込むと尚良いと思いでしょう。

質問としては、

・業務上での強みを教えてください
・あなたが仕事で工夫したポイントを教えてください
・もっとも得意としてきた業務は 等

仕事上でがんばってきたポイントを聞かれます。

※ポイント※

できるだけ、具体的にお話ください。面接先の企業での再現性を確認されます。
面接先の業務内容に合わせたエピソードを用意すると、より効果的です。

企業は会社への定着性を見ています。企業は入社いただくことがゴールではなく、入社して活躍いただくことがゴールです。将来的のキャリア目標があれば、具体的にお話いただけると高評価です。

※ポイント※

成長意欲をアピールしてください。
出来る出来ないは重要でなく、あなたの意欲を見ています。

2～3は用意していきましょう。年収や残業時間など環境面はNGです。

・御社への志望度が非常に高いのですが、入社までに準備しておくことはありますか
・トップの成績を残していらっしゃる方は、どれくらいの成績を残しておられますか

最後の質問に関しては、積極的に仕事に取り組もうとしている意欲が伝わりアピールになります。【聞きたい事を聞く】ではなく、【やる気をアピールする】ということを念頭においておきましょう。